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「最近告白されたことは」
「なに？なにこの尋問」
「最近いつ告白されましたか」
「え〜…３週間前ぐらいに」
ゴクッと唾をのむ
「うちの常連の子」
「、その前」
「はぁ？…その何日か前に同じ大学の子」
「その前は？」
「なんだよほんと、、、確か同じサークルの子」
「お前いつまでモテ期続いてんだよ」
「そんなこと言うために聞いたの？」
「いや、ちげぇけど……」
けど、にしてもお前モテすぎだろ。
「はい。で？本日の恋愛相談は？」
「……」
「この前の真相を教えて下さい」
「お前さ」
「ん？」
「…Aちゃんに告白された？」
「…はい？」
「振った？」
「ストップ。まず告白されてない」
「海じゃないのか…」
「なんですか拓弥さん」
「ちょっと晃一呼んでいい？」
「……お好きにどうぞ」
3コールで出た寝起きと思われる晃一を緊急招集する。
「なんやねん…」
「…晃一、Aちゃんに告白された？」
「は？なんの話それ」
「されてないの？」
「されてへんで。」
めんどくさそうに欠伸を１つつく。
じゃあ、誰なんだ？俺の知らない奴なのか。
「なんや、拓弥どうしたん？」
「わかんねぇ俺も呼び出されてからずっとこの調子」
俺だってわかんねぇ
「で、話戻すけどこの前は2人で何してたの？」
興味津々って言葉がぴったりな顔でニタニタと笑う海
「え？なに？何してたん？」
「この前あそこの駅前のカフェ行ったら拓弥とAちゃんが2人で、」
「やばっデート？」
「…ちげぇ」
「なんだ、違うの？」
「前の日に、電話かかってきたんだよ」
「Aちゃんから？」
「うん、慰めて欲しいって」
目の前に座る2人が軽く目を合わせる
「へぇ意味深」
「振られたって言ってた」
「へぇ……」
そのまま黙る2人。なんだ、この空気？
「…なんか言えよ」
「まぁチャンスやん。拓弥」
「そうそう、頑張れ」
「他人事かよ」
「ま、でも本当。早く動かないと次こそ逃げられちゃうかもよ」
コイツらは意地悪だ
急に心配になってラインを送る俺ってのは単純すぎるのかもしれない。
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作者名：．C | 作成日時：2017年7月17日 14時
