検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:100,458 hit

ページ41











「夏祭り、一緒に行かない?」









そんなことを口走ったことを後悔する午後4時









「…はぁ、バッカじゃね…」





振られるに決まってる。北川には、佑亮がいる。多分佑亮と行くはず。






「はぁ…」
「溜息ばっかり」
「っ?!」









僕は、今どんな顔をしてますか?









「きた、がわ」
「っぷ、どうしたの北村くん。そんな驚いて」








嬉しそうに笑うその笑顔に自分の頬が少し紅くなる。
いつからそこにいたのか。てっきり帰ったものだと思ってたその姿に驚く。







「あ、夏祭りのことなんだけど」








正直耳を塞ぎたい________









「一緒に行こう?」
「え、」

まさかそうかえってくるとは。









「佑亮も良いって言ってるし。3人で楽しもう」

あ、





「うん、ありがとう。楽しみにしてるね」
「うん。楽しみだね」









ちょっぴり期待とかした自分が恥ずかしい。
そりゃそうだよな。それでも、一緒に夏祭りに行けるってだけで嬉しかった。







▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
292人がお気に入り
設定タグ:超特急 , タクヤ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:.C | 作成日時:2017年6月19日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。