_嫌ﾜﾚ_ 伸ばした手は､ _黒ﾊﾞｽ_

a lie ページ3

ﾎﾞｸへのｲｼﾞﾒが始まってもう1ヶ月たつ

はじめは些細なことだったのに今では、

『ぅ゛あ゛ｯｯ!?、』

ﾘﾝﾁ状態や。

「まだ謝んないの？ 懲りない奴ッスね」

ちゃうで。 ﾎﾞｸは何もしとらんもん

「いい加減にしてくださいよ｡目障りです」

そうかもしれんなぁ。せやけど、ﾎﾞｸはほんまに何もしとらんで。

「まだ立つのか。本当に気持ち悪いのだよ」

せやけど、こないな所で倒れてしもたらﾎﾞｸの負けやろ｡

「蹴っても殴っても…｡たくっ、不死身かよ」

そないなもん知らんがな。ちゅーか､ﾎﾞｸかて人間や。 痛いちゅーねん。

「ほんと、死んじゃえばいーのにねー」

ほんなら、自分が死ねばええんとちゃう｡





なぁ、神様とやらﾎﾞｸは何か間違えてしもたんやろか｡




a lie
(偽り:事実でないこと｡うそ｡)

the starting point→←establish

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す