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吸血鬼ミカエラ2 ページ21

「じょ…女王陛下…」

「あ…貴女が何故ここに…」

ピンクの髪が美しい、まだ少女と言える者がそこには立っていた。

??「あらあらこんなに美味しそうな血を大量に流して…これじゃあもう死ぬわねぇ。」ピチャ

そう言って床に付いていた血を舐めた。

??「…それで?これは一体どういう事かしら?フェリド·バートリー」

死んだと思った其奴はニヤッと笑ったので、僕は絶望した。

フ「これはこれは我らが吸血鬼の女王、クルル·ツェペシ。お久し振り、君はいつも綺麗だねぇ。」

ク「あらありがとう。貴方も相変わらずいやらしい顔で笑うわねぇ。」

フ「酷いなぁ人間に首を斬られたたばかりなのに、君への愛の力でなんとか笑顔を作ってるんだよ?」

ク「あは、愛?貴方が愛してるのは私の持つ権力でしょう?」

二人は真意のはっきりしない会話をする。それにしても…女王…

フ「ふふ、それも好きだけどね。」

ク「それで?第7位始祖の貴方がたかが人間n(フ「いやぁそれが…」なんだ。」

フ「たかが人間の子供じゃないんだよねぇ」

零ちゃんの事か?だとしたら零ちゃんが危ない…!

ク「でも貴方はワザと逃した。私の飼っていた天使(セラフ)を。一人は逃げ、一人は死にかけている。」

ハッハッ…ま…まずい…苦しい…!!

ク「この事件に弁解ができると言うのなら今すぐ…」

フ「いや〜弁解すべきは君の方じゃないかなぁ?天使の呪いに触れるのは吸血鬼の世では法に触れるはず。僕が上位始祖会に一言言えば…」

すると女王の肩に乗っていた蝙蝠のような生物がバタタと離れた。

ク「…え?よく聞こえなかった。上位始祖会に何?」

フ「だから〜僕がこの件を…」

フェリドは目を見開く。

クルルがフェリドを爪で攻撃した。フェリドは避ける。

キュッ

靴の音が響いたかと思うと、クルルの腕がフェリドの直ぐ其処まで迫っていて

フ「!!?」

咄嗟に腕で攻撃を流す。

ゴッ

まだまだ攻撃は続く。僕には何が何だかわからない。でも次の瞬間、フェリドの腕が地に落ちた。そして倒れたフェリドの体に足を置く。

ク「あはよく聞こえなかったんだけど、もう一度言ってくれる?」

フ「酷いよクルル、くっつくとはいえ千切られる瞬間は痛いんだよ腕。」

ク「この儘首も千切ろうか?」

力の差は歴然だった。

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吹雪 - いつも楽しく見てます、更新頑張ってください! (2022年11月20日 8時) (レス) @page24 id: 8da257a506 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - うぁー、更新お願いします。神。 (2022年7月16日 19時) (レス) @page24 id: 5347ef430e (このIDを非表示/違反報告)
霞朧(プロフ) - コメントありがとうございます!早くて今日くらいに更新します! (2021年5月8日 10時) (レス) id: 2d666c93ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - いつになったら更新しますか (2021年5月6日 21時) (レス) id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 頑張ってください! 楽しみにしています。 (2021年5月5日 21時) (レス) id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月の綺麗な夜 x他1人 | 作成日時:2021年5月1日 1時

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