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Game13 ページ14

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「なっ、なんでまだ追いかけてくるのっ!?」


「どこがなんでも撃退だよ!」っと突っ込みたくなるぐらい、効果がほとんどないこの豆。
普通、刀とか包丁とかでしょ……。


「そんなこと言ってる場合じゃないけど……っ!
いったぁ……」


逃げ続けていると何かにぶつかったらしい。
その「何か」は床にうつぶせになっていた。


「もうなんなのよ、こんなところに……。

って、ええっ!? 何でっ……!?」


倒れていたのは――



今朝まで一緒に食事をとっていて、ゲームが始まる前に一言二言交わしたクラスメイトの姿だった。


「石塚敦君、鈴木茂親君、吉田友里奈さん……三人も……!?」


誰がやったんだろう。
一気に三人まとめてなのか、それとも別々に殺めてからここに運んできたのか。


「こんなゲーム……ホントに今すぐ止めるべきだって……!
でもどうすればいい……のよっ…………!?」


……誰かに頭を殴られたらしい。
私の体が床に崩れ落ちた。





「……みんな大丈夫なのかな」


紫暖さんのおかげで今日は死ぬことはないだろうけど――

みんなの安否が気になってしまう。


「でも、そういうゲームなんだからしょうがないんじゃない……?」

「しょうがなくなんかないっ!

私、みんなのところに行ってくるっ!」

「えっ、ちょっとっ!」


これ以上、人を殺めていいはずがない。
なんとしてでも止めないと!





一階、調理室前にて――


「ハァハァ……。

あ、あれ……あの人……。


じっ、神野さんっ!?」


後頭部に殴られた痕があるけど――彼女はまだギリギリ生きているという感じだ。

それに――


「石塚君、鈴木君、吉田さん……!?」


こっちの三人はもうダメだろう。
あの部屋にいると通達が届かないらしく、誰がどうなっているのかが全くわからなかった。


「………………っ!

ホントに……どうすればいいの!?」





それから数十分後。


『では、これで二日目のゲームを終わりにします』

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革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:小説 , 学園   
作品ジャンル:ホラー, オリジナル作品
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初音(プロフ) - はっせー!!さん» ありがとうございます! part2もよろしくお願いします! (2014年2月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 174110c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
初音(プロフ) - 瑠蚪くんさん» 頑張りますね……! (2014年2月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 174110c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
はっせー!!(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい!(`・ω・´)なんか、長谷川さんも応援したい(´д`)でも、主人公ちゃん頑張れ!(`・ω・´) (2014年2月27日 23時) (レス) id: ac4e363c4e (このIDを非表示/違反報告)
瑠蚪くん(プロフ) - 初音さん» 期待してるわよ…! (2014年2月25日 17時) (携帯から) (レス) id: efa81bc901 (このIDを非表示/違反報告)
初音(プロフ) - 口重反省さん» 主人公頑張ると……思います! (2014年2月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 174110c2f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:初音 | 作成日時:2014年2月2日 23時

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