memory 19 ページ20
貴女side
ポカーンと口を開いてる勝己くん
無理もない
でも…私もなかなか勇気を出して言ったんだ
LIMEの履歴とか、ばくごーくんノートとかを
見てて思った
きっと彼は毎日毎日
私と一緒にいてくれたんだって
1日経ったらまた忘れてしまうような私と
毎日懲りずに…ずっと居てくれたんだ
明日で終業式。
彼とは暫く会えなくなってしまうだろう
ノートを見るとヒーロー科は忙しそうだ
長期合宿の日がノートにメモされてるもん
だから今日…どこかへ遊びに行こうと思った
勝己くんに手を引かれて廊下に出る
爆豪「今日…かよ」
貴「うん、放課後…だめかな？」
彼の顔は少し赤い。もしかして…
貴「熱…？大丈夫？？」
爆豪「……誰のせいだと思ってんだ」
貴「へ？ごめん聞こえ『良い』」
爆豪「行こうぜ、今日
どーせ夏休みはあんま会えねぇだろ」
頭をポンポンと撫でてくれる勝己くん
その感触がとても落ち着く
不思議。あまり触られるの好きじゃないのに
爆豪「頭撫でられんの、ホント好きだな」
フッと笑う勝己くん
きっと彼に何回もこうして貰ってるのかな
じゃあ毎日私は幸せだ
そこから午後の授業を受け終わった後
友「A、ご飯行こう！！」
貴「ごめん、今日は用事あるんだ〜…」
友「まさかデート？お相手は？？」
貴「デートじゃないよ！！ただの友達！」
…って彼はきっと思ってるんだろうけど
私はちょっぴりそれが寂しくて。
パラッともう1度ばくごーくんノートを見返す
すっごい細かいことまで書いてるな、私…
好きなものは、辛いものかぁ
私とは合わないや
毎日筋トレしてるんだ、さすが
黒色が好き…確かに黒が似合いそう
1-Aのみんなとは別に
このノート作ってるあたり
私は…彼のことが好きなんだなぁと思う
だって書いた日にちを辿っていくと
毎日書く量が増えてるんだもん
ついにやけてしまう…っていけない
窓の向こうの1-Aには、もう誰も居なかった
急いで待ち合わせ場所行かないと！
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Mona(プロフ) - りんさん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません！！本当に読んでいただけて嬉しいです、他にも2作品更新しておりますのでよろしければまたぜひ読んで頂けると嬉しいです！ (2019年10月4日 23時) (
レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とても感動しました！！こんな素晴らしい神作品を作っていただきありがとうございます！！！！ (2019年4月7日 10時) (レス) id: a8dea294c9 (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - そらうさん» ええ嬉しいです！そんな小説家なんてとんでもない(^_^;)他の作品も是非読んでいただけると嬉しいです(^^) (2019年4月5日 23時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
そらう - …ファンになってもいいですか？ストーリーがとても上手に繋がっていて、内容も感動で……将来は小説家さんか何かですかね！？こんな素晴らしい作品を見逃していたなんて……｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2019年4月4日 22時) (レス) id: 66c4d0e85a (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - 低反発まくらさん» ありがとうございます！他の2作品もよろしくお願いします(^^) (2018年11月11日 13時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2018年10月12日 23時
