検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:6,369 hit

新たな難問 #2 ページ7

目の前に置かれた琴。

にこにこと上機嫌な紅珠。

―――――――どうしてこうなった。

「こ、紅珠?私は遠慮するわ…。」

必死のお妃スマイルで誤魔化しにかかる。

「…?どうしてですか…?」

くっ、そんな純粋な目で見ないでっ!

「私何年も琴は触れていないの。私の演奏など、もし陛下のお耳に入ってしまったら、かえって政務の邪魔になってしまいますわ…ホホホ…」

本当のことを言うと、何年どころか子供の頃に少し触ったくらいだし…。

琴も全く弾けないような妃なんてバレたらっ…

こうなるんだったら李順さんに怒られながらでも琴教えて貰うんだったーーーー

「本当にお妃様は陛下のことを一番思われているんですね!」

あああ、キラキラが眩しい…

「大丈夫ですわ!自信を持ってくださいな!何といってもお妃様は、何をしても愛らしくていらっしゃいますから!」

「紅珠…」

理由になってない。

くっ、ならせめてっ…!!

「そうだわ紅珠、それなら私に琴を教えてくれないかしら?」

「え?わたくしがですか?まさかそんな大役出来ませんわ!!」

驚きを顔全体に表す紅珠。

そりゃあなんとかやらない方向があるならそれがいいけど…
 


それがだめならせめてそれらしい演奏を…!

「だめかしら?」

「―――――分かりましたわ。お妃様のお願いというのなら…喜んでその役目引き受けますわ!!」

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←新たな難問



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:狼陛下の花嫁 , , 花嫁   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アゼイリャ(プロフ) - すいません。二次創作ですのでオリジナルフラグ外していただけないでしょうか?お願いします (2016年4月9日 6時) (レス) id: 1f7342c3b9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ChiharU | 作成日時:2016年4月9日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。