第22話 禁術の代償 ページ24
御幸サイド
下級魔族が消滅していって、皆の魂が戻っていく中、シュナが右目をおさえ、膝をついていた
御幸「シュナ!大丈夫か!?」
倉持「急にどうしたってんだよ…」
アキセ「禁術を使ったからですよ…」
禁術!?
アキセ「魔法界には禁術が存在していて、使うと副作用というよりは代償に近いんですが、術者の身体に影響が出てしまうんです…」
おっかなくね!?
東条「じゃあ、なんで、シュナさんは右目をおさえてるの?」
アキセ「水の禁術の代償よ。」
金丸「さっきの禁術だったのかよ!?」
アキセ「ええ。水の禁術の代償…それは、右目の視力が一時的になくなること。だから、今は左目でしか見えなくなってる」
シュナ「その、通り……」(フラッ)
御幸「あぶねっ!!」(ポスッ)
俺はふらついたシュナを受け止めた
シュナ「あ、ありがと……////」
アキセ「シュナさん…なんで、禁術を覚えてしまったんですか!」
シュナ「なんか、使ってみたら、成功しちゃったのよね……」
アキセ「禁術は術者に代償をもたらすことぐらい、ご両親から説明は受けてるはずでは?」
シュナ「……うん。両親にも禁術使えるのは黙ってるしね。」
アキセ「とにかく、禁術はしばらくダメです!!」
アキセ、本気で心配してるじゃんか……
てか、泣きそうだぞ、アキセ
アキセ「約束破って、使ったら…学院長に報告しますからね……!(泣)」
あちゃー……泣いちまった
シュナ「わ、分かったわ……だから、泣かないで、アキセ……」
ありゃ、マジ泣きだわ……
うーん……あ、そうだ
御幸「東条、倉持、金丸。今日、アキセとシュナの家に泊まろう。監督もアキセとシュナが魔法界の人間なの知ってるから、許可はおりると思う。」
倉持「だな。シュナはふらついてるし」
金丸「アキセもこんな状態ですしね」
東条「そうしましょうか」
俺は片岡監督にLINEで外泊の許可をもらい、アキセとシュナの家へ。
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カノ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってね♪応援してるよ♪ (2022年11月21日 17時) (レス) id: ef6e1bd13e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ニヤァ〜〜アキセとキスした〜〜 (2022年11月6日 23時) (レス) @page26 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - 明世さん» 今回もめっちゃソワソワしながら読んだよ!シュナちゃん大丈夫かと、これからも頑張ってね♪ (2022年11月6日 22時) (レス) id: ef6e1bd13e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 明世さん» あ、間違えた…… (2022年11月6日 18時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
明世(プロフ) - シオンさん» シャナじゃない。シュナ (2022年11月6日 18時) (レス) id: 2ff56c51f4 (このIDを非表示/違反報告)
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