ライオ様の妹ちゃんは幼女！ 2

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オーターがトイレから出ると、廊下にシナモンがいた。

シナモン「大丈夫でしたかぁ〜〜？」

オーター「あぁ。それと悪いが、一緒に風呂に入るのは断る」

シナモン「えぇ〜〜なんでですかぁ〜〜？シナモンのことぉ〜〜嫌いなんですかぁ〜〜？私ぃ〜〜、貴方様のことがぁ〜結構タイプなんだけどぉ〜〜」

オーター「(何で今の会話で、好きか好きじゃないかっていう話になるんだ…)あの、仕事で来ているから…」

シナモン「仕事仕事って、そんな堅くなる必要ないんですよ〜〜。ここはそういうところなんですからぁ〜〜。こういうときだからこそ、仕事のことはぁ〜忘れてください❤はい、じゃあ一緒にお風呂入りますよ〜〜」

そう言って、シナモンは私の腕を引っ張って歩いていく。振りほどこうとするが、案外この女、力が強かった。

オーター「(店員も店長揃って、話聞かねぇタイプかよ………ってそんなこと考えてる場合じゃない…！このままでは、仕事どころの騒ぎではなくなってしまう……！こんなことで騒ぎを起こして、世の中に知れ渡ったら……)」




オーターの脳内＿＿＿＿＿＿＿

魔法界新聞 見出し【砂の神杖 オーター・マドル。なんと風俗店でイチャイチャを目撃？！】

魔法界新聞 見出し【あの砂の神杖のオーター・マドルが、仕事中に女性とイチャイチャ？！】


ソフィナ＆ツララ「「サイテー…」」(蔑みの目)

ライオ「…お前がこんなことするヤツだとは見えないんだが…俺様の目が濁っていたか…？」

レナトス「は？お前何してんのｗｗｗｗｗ」(爆笑＆オーターをひたすらイジる)

レイン＆カルド「「……何しているんですか…」」(滅茶苦茶引く)

ドット「オーターさん、100回ブチ〇すッ！！エクスプロム サーズ！！」(激怒)

ランス「あんたを信じていたのに…残念だ」(軽蔑)


＿＿＿＿＿＿
オーター「(こんなことになって、プライドがズタズタに切り刻まれるのは、目に見えている…！それは何としてでも避けたい……！どうすれば………！！)」

そうこうしている間に、とうとう脱衣所までついてしまった。シナモンはというと、もう服を脱ぎ始めている。

オーター「待て待て！！ここで服を脱ぐんじゃない！！」

シナモン「え？ここ脱衣所なんだから、服脱いでもいいでしょ？」

ド正論が返ってきた。

オーター「いや、確かに脱衣所は服を脱ぐところではあるけれどもッ！」

オーター自身、自分で何を言っているのかわからない状態だった。

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