４話▽服について ページ5
「服どうしよう…しばらくは元に戻らないですかね？」
国「異能力…という可能性もあるが、それだったら人間失格で解いてる筈だな。…戻る方法が分からない以上、しばらくこのままだろうな。」
ですよね。うん。わかってた←
「で、ですよねー…服、とか買いにいった方がいいですか？」
国「まぁそうだろうな。」
「あ、そうだ。社長って今居ますかね？」
国「さぁな。何をするつもりだ？」
「太宰さんについて報告しないと駄目でしょう」
国「そうか。」
それならと、社長に会いに行くことを決めて太宰さんを見る。
太「あー」
あぁ、自分の包帯で遊んでいる…。
今の太宰さんじゃ、巻いてた包帯は結構大きいから、首に絡まるんじゃないか…？
ということは置いといて、
「治！一回立てる？」
太「？」
言葉分かんないのかなぁ…。
国木田さんの前では避けようと思ってたのに。
「お、治！たっちたっち！」
太「たっち？…たっちー！」
一瞬悩むように首をかしげて、嬉しそうに立ち上がった。
何が嬉しいのかわからないけど可愛いからその姿を取り合えずスマホに納める。←
国木田さんはたっちという言葉に笑いを堪えているようだ。
うん、無視しよう。
「…一回ここ出よっかー」
太「…ぶらぶらしゅるの？」
そこで噛まないでくれ頼むから
「うん、まぁそうだねー」
太「…どっぽは行かないの？」
国「…はぁ？」
太「どっぽもぶらぶらしないの？」
コテン、と首をかしげて国木田さんを見つめている。
…失礼なのか分からないが、大人の太宰さんならありえない←
なんて優しい純粋な心なんでしょう。
「独歩はいかないよー。」
太「むぅ…どっぽ可哀想…。」
うん。何が？(笑顔)
…っていうことは言っちゃ駄目なんだよね！
うん、分かってる
「…独歩は、治が楽しければいいんだって」
国「何勝手なこと言ってるんだ貴様！！」
適当な言い訳を伝えると、勿論のこと国木田さんがつっかかってきた。
だが華麗にスルー←
太「僕が？」
「うん。」
国「無視をするな貴様ら」
太宰さんはうるうるとした瞳で国木田さんを見つめている。
太「…どっぽ、どっぽー！う”〜」
ギュッ、と国木田さんの足に飛び込んだ。
うん、可愛いね。
国「…なんだ」
太「どっぽだいしゅきだからね！」
さ行が言えなかったが、またまた天使のふにゃ笑みを見せる。
それには国木田さんも嬉しかったようで、太宰さんの頭を撫でていた。
見ていて癒された。
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生流れ（せるれ） - 凄く面白かったです！これからも更新頑張って下さい！！by掛け持ちが５作品以上ある駄作者 (2017年11月29日 16時) (
レス) id: 37c30113ce (このIDを非表示/違反報告)
あうなの(プロフ) - 中原にあ さん» うわわわわわありがとうございます！更新してなくてすみません！現実落ち着いたら更新頑張ります、ありがとうございます！ (2017年8月25日 3時) (レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
中原にあ - サイコーに面白いです!更新頑張って下さいねo(^o^)o (2017年8月18日 14時) (レス) id: 707a2dd8ec (このIDを非表示/違反報告)
あうなの(プロフ) - 素敵帽子様(中也)の補佐さん» 太宰さんが言うからこそ更に可愛く見えて仕方ないと思うんです(ありがとうございます！ (2017年8月18日 13時) (レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
あうなの(プロフ) - あやトさん» 双黒は最高ですよねうましうまし((ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年8月18日 13時) (レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あうなの | 作成日時：2016年8月10日 14時
