20.テコの原理 ページ26
A Side
僕たちは角に隠れレモンさんの死角になるところに隠れた。何も居ないと確認したレモンさんは再び歩き出した
A「これはホラーですね…」
僕はそう呟き先程ドット君を見ると口を開いた
ドット「おい…嘘だろ…?目が無かったけどレモンちゃんってだけで可愛いって事に気付いちまったよ俺は…」
ダバーッと鼻血を垂らすドット君に軽く引きながらランス君の方を見る
ランス「あれは完全に魔法だ。どうしたものか…」
フィン「待って、どっか行っちゃうよレモンちゃん」
そう言うフィン君に真っ先にマッシュ君は追い掛けていった。ぞろぞろと走り出すなかそんな体力のない僕は歩いていた
A「皆酷いですね。僕一応虚弱体質なんですよ」
僕はそう呟き角を曲がっていったのを見届け溜め息をはく
A「……これは虐め…?」
僕はハッとし立ち止まる…マッシュ君には虚弱体質と伝えてある…から何ですかね?能筋が覚えてる訳無いじゃ無いですか。全員いっそのこと殺 します?
ギシギシと木が軋む音がしビビっているフィン君と反論しているドット君の声が聞こえる
A「待って下さい…はぁ…」
マッシュ「ごめん。A君大丈夫?」
そう言い僕を見つめる
A「……別に倒れた所でって感じしますけどね」
僕はそう言いビビりマッシュ君に飛び付いた二人を横目にランス君を見ると懐から杖を取り出した
ランス「落ち着けこれは魔法だ。ディスクロス」
ランス君がそう言うと地面から扉が現れた
A「おぉ…」
ランス「俺の力では扉の姿を晒すまでが限界だ」
フィン「扉の鍵を開けるにはまた特別な魔法が…?」
ドット「マシンガンエクスプロム」
そう言い魔法を唱え火の玉をぶつけるが傷一つ着かない…
するとマッシュ君は近くに並べられていた甲冑を持ってきた…すると扉辺りを殴るとフワッと浮いたその間に甲冑と甲冑が持っていた剣を入れ足で踏みつけると扉は飛んでいった
A「ホームラーン」
僕はそう呟き穴が開いてしまった天井を眺めた
ランス「レモンはこの中にいるそして恐らく七魔牙もな」
そう言うとマッシュ君は片手にシュークリームの人形を取り出し呟いた
マッシュ「ごめんだけど…約束守れそうに無いや」
そう言い懐にシュークリームの人形を仕舞うのを横目に全員で扉の先へ入っていった…
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匿名S - あいさん» ですね笑凄い懐かしいですね!フハハ (3月28日 11時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 雨と鼠と(以下略)は懐かしネタですね。 (3月27日 21時) (レス) @page40 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - あいさん» ご心配ありがとうございます。そろそろ復帰出来そうです。 (3月7日 12時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
あい - ゆっくり寝て文ストのアニメ見て休んでください。お大事に (3月6日 16時) (レス) @page21 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 朱さん» ありがとうございます!私も好きでs(((殴 更新頑張ります! (3月1日 8時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
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