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「しんどいなぁ……。」
ため息をついて、壁に寄りかかった。
「はぁ……。無一郎は…、」
目頭が熱くなる。
「悔しい……、どうして…。」
しゃがみこんで俯く。
こんな中途半端な気持ちだったら鬼なんかにやられてしまう。
.
善「Aさん?」
「わっ!善逸!?」
泣いてた所見られてしまった。
善「…………。」
「え、なっ!?」
突然抱きしめられた。
善「不安な気持ちを隠しきれて無いよ。」
「うん……ごめん…ね、」
善「話……聞いてしまった。」
「見苦しい所見せてしまったね。ごめんね。」
善「大丈夫。時透さんは…Aさんだけだよ。」
「ありがとう善逸、大丈夫な気がしてきた!!!」
善「負けないでね、」
「もちのろん!」
ありがとう善逸、本当にありがとう。
「任務行ってくるね!」
善「行ってらっしゃい!」
「負けちゃ駄目だ……ね!」
心に誓った。
.
.
.
________________
時透無一郎 目線
Aと桃菜がお手洗いに行った。
「A…大丈夫かな…。」
し「あの……時透さん…。」
「はい???」
し「今少し思ったのですが…。」
なんだろう…少し胡蝶さんの顔が強ばる。
し「この前おっしゃっていた身体が突然暑くなったは…。」
し「びやく……っていう薬のせいじゃないでしょうか……?」
「びやくって…あの、せい…欲を高めるやつですか……。」
し「はい……恐らく。」
「まさか……!?」
あの時…ふろふき大根に…含まれていたの…は
し「お、思い当たる節があるんですね……。」
「桃菜……が…?」
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リィ(プロフ) - 誤字報告:30のとこの真ん中あたりなんですけど桃奈さんの表記が100になってました。 この小説すっごく面白くて大大大っすきです!!!こんなに面白い小説を書けるとか…!すっごく尊敬します!!! (2021年9月25日 20時) (レス) @page32 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - 桃菜って極端な悪女やないのがええよな。料理うまいし (2020年8月4日 6時) (レス) id: 512ac191f6 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 作者さん、31の話って本当に時透くん何もしてないんですよね!?ちょっとびっくりしちゃって。。桃菜さんいい子だと思ってたのに。確かに同じ気持ちになったことあるから凄い分かるんだけれども。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 19話涙出てきたんですけど。桃菜さんどうしてくれるのよ。顔面にパンチをくらわせてやりたいけど……。ねぇ?紛らわしいことしないでよ、馬鹿野郎。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
つゆか - 桃菜ちゃん普通に好きだけどなぁ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 1084582c74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2020年3月19日 17時