任務に行こう!弐 ページ6
「無一郎が…死んだ?」
頭が真っ白になる。嘘。
鴉「アンタハヤク来テ!」
「__。」
涙が頬にこぼれ落ちる。
早く行かなきゃ…。
「桜の呼吸…参ノ舞…散りぬるを」
攻撃の威力が落ちる…。
「痛っ!!!」
無一郎の鴉に頬を噛まれた。
鴉「仇トラナクテイイノ!?!?」
「………!」
「とりますっ!」
涙を拭って西の方向へ進みながら鬼を斬る。
今は鬼を斬って斬って斬りまくる。
無一郎の仇をとるんだ…。
今の位置は西側まで迫っていた。
「ふぅ……。大体の鬼は斬ったかな?」
………………。
心から込み上げてくる悲しい感情。
「無一郎ぉぉぉ〜。」
「うわああああ〜ん!!!」
無我夢中になって泣き喚く。無一郎の鴉と一緒に。
『A?』
「その声はっ!」
「むいちろぉおおおー!」
「何これ!幻覚っ?わぁぁっ!」
『いや、僕幻覚なんかじゃないよ、わんわん泣き喚いてたから。』
『どうしたって思って。』
「本当に…?」
『うん。』
「無一郎ぉおおぉお!」
『何があったのかは、分からないけど、まぁいいや、』
『任務お疲れA。』
背中をさすられた。
夜が開けて無一郎と電車まで歩く。
『……ふっw血鬼術だよそれ!』
鴉「ソウナノ?」
「なんだ〜!」
『てゆうか僕が死ぬわけないでしょ。』
「そうだね〜!」
血を摂取する事で本人に変身出来る血鬼術だったらしい。
無一郎は、即その鬼を殺して別のところに行こうとしてたところを鴉が通り、勘違いしてたって。
鴉「私ハ、悪クナイ!フンっ!」
「うっうん…。」
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九狐 - 久々に覗きに来たらデートが見えて「フーン…」え?……「まてまてまてまて!!見なくてわ(;・∀・)」ってなってしまった笑笑 (2019年11月19日 0時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - スイカバーさん» そうですね!!! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
スイカバー(プロフ) - むいくん尊い……! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39f931cf5e (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - 九狐さん» どうぞどうぞ笑!!! (2019年11月17日 9時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - キュン死して宜しいですか?笑笑 (2019年11月17日 6時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2019年11月16日 22時