血鬼術でヴァンパイアになった僕。【時透無一郎】

霞柱が大嫌い。 ページ6

時透無一郎 目線






お館様のお願いを受け入れて、






僕の家に着いた。もちろんAもいる。








僕は今血鬼術によって、吸血鬼になっている。








契約を結んだ人の血を飲まなければ生きれないとの事だ。









Aが契約を結んでくれた事に感謝しているが、







僕はAから嫌われているらしい。







『なんでAって僕の事嫌うの？』






「怖いからに決まってるじゃないですか。」






『怖い？』





Aとはこの前久しぶりに話した。


嫌われているのは、僕が記憶が曖昧だった時だろう。







『ごめん。前の僕は、言いたい事を相手の気持ちを考えずに言ってた。』






「そうなんですね、分かりました。」






Aは僕の謝罪を簡単に受け流した。






『人の謝罪を受け流さないで。』






「それは失礼しました。」







『とりあえず1ヶ月間。迷惑かけるけど、よろしく。』







「本当に迷惑ですけど、よろしくお願いします。」






『ッ……、』


自然とその態度に怒りが込み上げてきた。








銀子「カァー！！！カァー！！！任務ー！」
↑むいくんの鎹鴉の名前です






『任務？』






銀子「ソウヨ！今回ハスグ終ワル！」







「気をつけてください。」







『うん。行ってくる。』







逃げ出すように刀を持って僕は任務に向かった。

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