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「ハァッ…、早いッ!待って!!!」
あれからずっと追いかけっこ(?)は続いていた。
とりあえずあの男の子早い。すごい早い。
『…………、』
止まりそうな気配は無い。
すっごい顔整ってたし、双子で有名な時透君ってあの子かな。
.
一か八かでAを呼んでみよう。
「ッ…時透さん止まって!」
『!?』
時透さんと叫ぶとピタッと止まった。
走りすぎて本当に疲れた。
『僕の事…分かるの…Aッ!』
くるりと後ろを向いて、ずんずんと近づいてくる。
「時透さん……?」
「え…っ…、」
『会いたかった。』
何故か突然抱き締められた。
「……ちょ!離れ…て汗が」
『…………、』
時透さんは…宇髄さんの言う通り鬼狩りなのかな。
私を知っているって事は。
前世の記憶をもった…、
「ごめん…私前世の記憶が無いんだ。」
思い出したくても頭にモヤが溜まっているように思い出せない。
『ッ!?』
時透さんは突然手を離し顔を赤らめた。
「私って前世で何があったの……、」
『今は……まだ教えない。教えられない……、ごめん。』
「絶対私思い出すから。」
『うん…、それと…僕…お館様に呼ばれてるんだけど…。』
「私も産屋敷様に呼ばれてる……、」
『「やばい!!!」』
時透さんはスマホを取り出して、
私と一緒に全力疾走で駆けた。
「てか、時透さんっ!今まで授業受けないで何やってたんですか!?」
『屋上で音楽聞いてたらそのまま寝落ちした。』
『あと、走りながら喋ってたら舌噛むよ。』
「不良じゃないですか!!!」
『いいの。受けなくても授業分かるし。』
「良くないって!!!」
「キツイ!昨日寝てないんですよ!」
『あっそ。』
時透さんの教えられないが脳裏に染み付く。
____どうしてだろう。
_____どうやら私には前世で何かあったようです。
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りさ *(θωθ)* - ゆらぎ( 。∀ ゚)さん» 私も今年受験生なんです!第一希望に受かるよう、お互い頑張りましょう*(^^)* (2020年8月4日 16時) (レス) id: e49fcaed15 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ( 。∀ ゚)(プロフ) - りさ *(θωθ)*さん» 言い訳みたいな感じになって本当に申し訳ないです。受験前までにはこの作品は絶対完結させます!!!この作品をこれからもよろしくお願いします(*^^*)!!! (2020年8月3日 22時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ( 。∀ ゚)(プロフ) - りさ *(θωθ)*さん» すみません…ありがとうございます(´TωT`)ここ1ヶ月テスト続きで…、そんなにガリ勉していたという訳では無いですが、他の作品を更新するうちに、この作品を後回しにしていました。本当に申し訳ないです…明日もテストがあるので、テストが終わったら更新します! (2020年8月3日 22時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
りさ *(θωθ)* - 大変申し訳ないのですが、最近更新頻度が少ない?のではないのでしょうか。ログインができないので、毎日確認しています。この作品が好きなので更新頑張ってください!楽しみに待ってます。お願いします<(-_-)>長文失礼しました。 (2020年8月3日 19時) (レス) id: e49fcaed15 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ( 。∀ ゚)(プロフ) - ありがとうございます!!!私は期末食べてしまいました( 。∀ ゚) (2020年7月16日 20時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2020年6月4日 16時