運命だとしても…参

運命　118 ページ42

逃げていく堕姫を炭治郎くんは追いかける


今の炭治郎くんは何かがおかしい


炭治郎「失われた命は回帰しない。二度と戻らない」


炭治郎「生身の者は鬼のようにはいかない。なぜ奪う？なぜ命を踏みつけにする？」


この言葉、どこかで聞いた


炭治郎くんの姿が謎の剣士の姿と合わさる


これは運命でもないし私の記憶にはない


一番嫌だがもしかしたら鬼舞辻無惨の細胞の記憶


一旦呼吸を整える


今は冷静にならないと


炭治郎「人間だったろうお前も。かつては痛みや苦しみに踠いて涙を流していたはすだ」


ﾄﾞｺﾞﾝ


堕姫「ごちゃごちゃごちゃごちゃ五月蝿いわね、ら昔のことなんか覚えちゃいないわ」


堕姫「アタシは今鬼なんだから関係ないわよ。鬼は老いない。食うために金も必要ない。病気にならない。死.なない。何も失わない」


炭治郎「そして美しく強い鬼は何をしてもいいのよ…！！」


炭治郎「わかった。もういい」

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