動画：２６ ページ1
シルクside
Aが話し終えて、リビングがしん…とする。
……どこかで見たことはあると思っていた。
…まさか、あの時助けた女子高校生だったなんて。
モトキ｢うそ……だろ……｣
ンダホ｢あのとき……の……?｣
モトキもンダホもビックリしている。
もちろん俺もビックリしている。
だってずっと心配だったから。
この沈黙を破ったのは、マサイだった。
マサイ｢俺は、Aにもシルクにも聞いてた｣
シルク｢んでもっと早く言わなかったんだよ!!｣
マサイ｢Aの苦しい過去だぞ!?俺が言えるようなもんじゃねぇ!!!!｣
マサイの発言は正論だった。
マサイ｢それに…あの事があったから、Aは暗いところに１人は怖いんだよ。休ませるって言った時に止めておけばよかった｣
怖かったよな、ごめんとAに謝るマサイ。
Aはううんと首を振る。
｢知ってもらえて、覚えててもらえて、良かったです｣
Aは俺たちにふわっと笑いかけてくれた。
心の底からの笑顔だったと思う。
その夜はみんなでリビングに布団を敷いて寝た。
皆でワイワイしながら、時々Aの頭を撫でてやった。
気づかなくてごめんな、心配しなくても俺がいるよっていう気持ちで。
撫でる度に俺を見上げて嬉しそうに笑うAに何度もときめく。
いつの間にかAは、安心した顔で寝ていた。
起こさないようにみんなも寝ることになった。
2時間後、ショートスリーパーの俺だけが起き上がる。
時刻は4:00。いつもだと寝ている時間だからなんか不思議。
ふと隣を見るとAがいない。
辺りを見渡すと、ベランダで綺麗な髪をゆらゆら揺らして立っていた。
また胸が高鳴る。
………好き。
もう自分に嘘をつくのはやめよう。
俺はAが好き。
妹とかそんなんじゃなくて、異性として好き。
気がつくとベランダに向かっていた。
シルク｢…おぅ、起きるの早いなw｣
｢シルク兄……。酔って寝ちゃってたからあんまり寝れなくって｣
またふわっと笑いかけてくれる。
ああ……なんで妹になっちまったんだよ、A。
“兄”なんて取ってくれよ。
・
呼び捨てで呼んでくれよ。
・
・
シルク｢A…………好きだよ｣
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椿＆ベルキア - ベル「ヘェ〜ホラー動画撮ったんだぁ〜☆★」椿「ベルあれ観て怖い女の人がねぇって言ったぁ〜って叫んでたよねwww.」ベル「あぁぁ\\\\\つばきゅん言わないでヨォ〜！」 (2018年5月17日 17時) (
レス) id: a4e8c73476 (このIDを非表示/違反報告)
カルナ - 続き楽しみ！！ (2017年12月30日 18時) (レス) id: fb532ff36e (このIDを非表示/違反報告)
緋桜 - ど、どうなるの！！？？ (2017年12月16日 23時) (レス) id: a40a74b3be (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！応援してます！楽しみにしてます！！ (2017年12月9日 21時) (レス) id: eb297926b3 (このIDを非表示/違反報告)
奏彗(プロフ) - エベレさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！！ありがとうございます！！ (2017年11月12日 10時) (レス) id: a53780ec79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏彗 | 作成日時：2017年7月1日 7時
