第十章『カウントダウン』【１】※（この回は後半に微妙な描写が入っております。苦手な方はご注意下さい。） ページ39
―――――チャンスだよ、このまま瑠璃の�狒瓦騰瓩鮗蠅貌�れてしまえば良い。
―――――そうして『契約』を結んでしまえば、瑠璃はキミ以外の真祖と�犒劼�る�畛�もなくなる。
その時、クロの心の奥底でまた、ひっそりと『力』が嗤い声を洩らしながら囁いていた。
そして―――――
暫しの後に、ハァと息を洩らしながら瑠璃に口付けをするのを止めたクロは、次にゆっくりと瑠璃の首筋に顔を埋めるとさらにそこにも唇を滑らせていく。
瑠璃にこんなふうに触れるのは、これで二度目になる。
一度目もまた『椿』の処から帰ってきた瑠璃から、�狡悗亡悗垢誅鱈瓩鯤垢い討い臣罎任里海箸世辰拭�
他の奴が瑠璃にちょっかいを出しているのを見れば、�猜⇔�たしい�瓩箸いΥ蕎陲�沸きあがる。
―――――が、他の奴に対してはその程度で済むのに対して。
―――――相手が『椿』の場合はそれ以上に、どうしようもない程の激しい�狆覗膈瓩房�われてしまうのだ。
瑠璃が�爛潺好肇譽広瓩箸靴董↓猖気忘澆覘瓩海箸鬮狒�んだ�瓩里蓮悒�ロ』だと解っている。
けれど瑠璃は『椿』にも�狄瓦鮑佞い討い覘瓠宗宗宗宗宗愨臉擇焚搬押戮世�ら。
その一方で『椿』が瑠璃に対して抱いている�狒曚き瓩蓮悒�ロ』と�狷韻献皀劉瓩澄�
だからどうしようもなく、�猊坩足瓩砲覆辰討靴泙Δ里澄�
�爐△里海鉢瓩鯱辰垢海箸�出来ないから。
いつか瑠璃が自分の傍から居なくなってしまうのではないかと。
―――――それなら、いっその事。
―――――瑠璃が�爐△里海鉢瓩鮹里辰討靴泙α阿法�
―――――このまま、あいつの云う通り『契約』まで結んでしまえば。
「―――――・・・・・・っ、ん・・・・・・・・ぁっ」
普段、耳にするよりも甘さを含んだ声が瑠璃の口から洩れだす。
と―――――常よりも瑠璃の纏う魅惑の香りもまた、一層甘い匂いに変わっていく。
�爛潺好肇譽広瓩反瓦鯆未錣擦真秦弔�、�爛潺好肇譽広瓩劉狒瓦騰瓩鮗蠅貌�れるのに対し。
真祖に自身の�狒瓦騰瓩鯤�げた�爛潺好肇譽広瓩蓮愀世蠅両據戮箸靴討修凌秦弔劉犒讚瓩鮓�にする。
そうすれば�爛潺好肇譽広瓩反秦弔痢愀戚鵝戮論�立し、共に永劫の時を歩むパートナーとなる。
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作者名：朱臣繭子 | 作成日時：2019年5月22日 23時
