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緊急用はしご ページ11

こ「そういえば、Aちゃん。登る所か、歩くこと出来ないよね?」



「……あ」






そうだった……


私、怪我してるんだ……


今の状況が恐すぎて、痛みを忘れていた……





ん?




待って……


逆に利用しちゃえば?





「大丈夫だよ!今ね、この状況が恐すぎて、痛み感じてないの!多分、目の前でゾンビ見たら、覚醒するからw」




こ「えぇ?無理しないでね」




「あれ?もしかして、心配してる?」




こ「なっ!!してねぇーし!さっさと行くよ!」






といって、目の前にしゃがんだ





こ「緊急用はしごの目の前までおんぶするから」



「アハハっありがとう」






そして、私達は外へ向かった




━━━━━━━━━━━━━━━━━━





トットットットッ






「ここも、やばいね……」


こ「うん……なるべく急ごう」





グラウンドには、体育をしていた1年生の死体や、ゾンビがいっぱいあった





そして、体育館の外の入口も、混雑してた








私達は、それを無視して、裏にあるはしごへ向かった






「あった!あれだよね!」


こ「そうそう!Aちゃん。ひも引っ張れる?」






私は、ひもを思いっきり引っ張り、はしごを降ろした





こ「Aちゃん。先にいって?その間。見張ってるから」



「いいの?ありがとう」



こ「ううん。身体、大丈夫?」



「多分」





そして、私はころちゃんに降ろしてもらい、はしごを登った





ギシッ


ギシッ




一歩ずつ登るごとに、脚や腕、身体が痛む




でも……


もう、結構高い所までのぼった


ここから落ちれば、死ぬよね





私は、頑張って登った






そして、窓まで到着した







ころちゃんの方を見る


ころちゃんが頷いた




体育館の中を見ると






るぅとくんと莉犬くんが二人で抱き合って、怖がっていた




両サイドの扉から、いろんな人の悲鳴と、扉を叩く音が聞こえていた






二人の所へ行かなきゃ


怖がってるから






私は、意を決して、飛び降りた

大丈夫だよ→←体育館へ向かう



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あす(プロフ) - 評価140、お気に入りも230おめでとう! (2021年8月30日 22時) (レス) id: e9220ccf72 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - これすごい面白いです!恐怖感とかが伝わってきてこっちまでハラハラしてきます! (2021年1月4日 10時) (レス) id: ad0078ff01 (このIDを非表示/違反報告)
もちゆき - 遠井さんいるなら吹き出しでなんとかなりそうな気がs((ゲフンゲフン…とても面白かったです! (2021年1月3日 23時) (レス) id: 97c0bde285 (このIDを非表示/違反報告)
蘭-ran-月夜_しばらく休みます(プロフ) - りいなさん» ありがとうございます!好きと言ってもらえて嬉しいです!しばらくしたら戻るので、それまで待っててください! (2020年12月14日 23時) (レス) id: 5ff3f436df (このIDを非表示/違反報告)
りいな(プロフ) - 今日初めて見させていた抱いたのですがめっちゃ好きです!また主さんが戻ってこられることを楽しみにしています! (2020年12月14日 22時) (レス) id: e7bbcdf978 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蘭@月夜 x他1人 | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2020年10月1日 23時

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