恐怖の感染都市から脱出しろ！【stxxx】

嫌だっ！！ ページ26

ｶﾞｼｬﾝｯｶﾞｼｬﾝｯ!!



「「「「「「「？！？！」」」」」」」




私の家の門が、何かに叩かれる音がした






莉「ゾンビ……？」


さ「ゾンビだと思うけど……ただ、当たっただけじゃない……？」





ｶﾞｼｬﾝｯｶﾞｼｬﾝｯ!!





まただ……


誰かが叩いてる……？


家族？


いや、両親は鍵を持ってるはず




「とりあえず、様子を見てくる……倒せそうだったら倒して来るね」




門の外なら噛まれる心配は要らない


少し、様子を見ないと……




こ「ふぅーん。じゃあ僕も行こうかな。いいでしょ？」




ころちゃんがそう聞く


珍しい


いつもだったらこんなこと言わないのに




「全然。むしろ嬉しいよ！」


こ「んじゃ。行ってくるわ〜」





私達は、門へ向かった




玄関の鍵を内側から開けて……



門まで二人で歩く



一応、木刀を手に持って






ｶﾞｼｬﾝｯｶﾞｼｬﾝｯ!!






門の外側に二つの影が見える




『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ……』




ゾンビだ




「ころちゃん……」


こ「分かってる」




私達は木刀を構えた


門の間からなら木刀が入る


そこからゾンビの首を狙えば……




「えっっ……嘘でしょ……？」


こ「なっ？！」



『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱｯ!』


？「A……やっと会えた……生きててよかったっ……ねぇ……私……ゾンビになりたくないよ……」



何で二人がここに居るの……！！


やっと会えたのに……


こんな再開なんて……




心『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ』


真「Aっ！！」




真理……心愛……！！


真理の肩に、心愛が噛み付いていた


もうすでに心愛はゾンビになっていて、真理はきっともうすぐ……




「どうしてっ！！何で二人がこんな目に会わなきゃいけないのっ！！真理っ！！堪えて！！お願い！！」


真「A……！嫌だっ」




死なないで……真理……心愛……！！

作者から！→←楽しい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す