【銀魂】ラ〇ホ支配人とマダオ社長。 (ページ4)

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夜遊びとギャンブルはほどほどにページ4

夜になってようやく繁華街らしくなってきたかぶき町。ならず者が多いのもあってか、ウチにも用心棒みたいな人がいるらしい。

もしかしてヤ○ザ？などと不躾な質問を若そうなフロントのバイトくんに投げかけたところ、かぶき町には四天王がいて、そのうちの一人が付いているらしいですよと教わった。四天王の面子が変わったとか、変わっていないとか。ふーん。

用心棒かー、すごいねと閑散気味で暇そうにしていたバイトくんとお話をしていれば、あっという間に夜も深くなり客足が増えてきた。

明らかに18歳未満の子もいたけど、大丈夫なのかな。今日は何も起こりませんように…。

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夜も更け、夜勤組の退勤を見送って。客足も落ち着いてきた頃合いかなと確認しに外に出る。

「びっくりした、」

明らかにゲボロシャアした痕跡と、倒れこんでいる男性。田舎ならまだしもかぶき町でこれは…、関わっていいものなのか？

「生きてますか、大丈夫ですか」

生存確認をすべく、声をかけても一切起き上がらない。とりあえず近づいてみる。息はあるみたいで安心した。しかもなんだか酒臭いし。酔い潰れてただけ？

顔面はそれなりに整っているし、ふわふわした銀髪の天然パーマ。こんな時間に倒れ込んでるってことはホストだったりするんだろうか。

「まだ行ける、行けるぞぉ…」
「な、なに」

急に喋りだしたから驚いた。まだ飲む気なのか。正直飲んだくれの介抱なんか業務内容外だから放置したい気持ちが山々だけれど、放置してホテルの評に傷がつくのもいただけない。

かなり冷え込んできたし、風邪とかひかれたらそれはそれで困るし。渋々銀髪ホスト(仮)を介抱することに。