【銀魂】ラ〇ホ支配人とマダオ社長。 (ページ3)

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引っ越しは荷物開けるのが一番面倒くさかったりするページ3

引越し先はもちろんラブ○。行くあてがないから仕方ないのだ、これも。かぶき町も近い町ではないため、片道2日かけて荷物と共に引っ越した。

繁華街を少し歩けば、大きなラブ○テルがどっしり構えていて。ここが本店か…。

こんな真っ昼間から大きめの荷物持った女が一人で突っ立っていたら怪しく思われるのではないかと不安になる。

叶うことならかぶき町のそのへんでワンルームの部屋を借りようと思っていたのだけれど、仕事柄もういっそ本店の一部屋を間借りしたほうが楽なんじゃないかという短絡的な思いつきで住まいをここに置くことに。

取締役とか大層な役職を与えてもらったのでヤケクソで社長室コンセプトの部屋があるところを抑えてもらった。まさか本店とは。

お風呂とベッドが大きいことと革張りの椅子がなんだか偉くなった気分にさせてくれるような、そんな感じの部屋。基本寝泊まりをここでしようと考えてはいるけど、頻繁に予約が入るようなら移動も考えないとな。

とりあえずどこにどのホテルがあるのかの確認と、挨拶回りに行かなくては。

埃をかぶった地図と営業成績書を片手に、かぶき町へ繰り出す。

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どのラブ○も見てはみたが、典型的…というか、なんというか。挨拶回りで顔を出したらすごく喜んでもらえたのでよかった。

一つだけ爆発したような痕跡が残ったラブ○テルが。今は営業を停止していると話をされた。真選組の誰かさんのせいだと報告書には記載がある。

客数も多く、経営の要となっていた店舗が営業停止になってしまっていることもあってか今の所経営は赤字気味。損害賠償とか払われてるのかな、これ。

税金泥棒め、ラブ○暮らしでもなんでもしてみろよと若干毒づきながら本店に戻る。もうすぐ日も暮れる頃だし、忙しくなりそうだ。