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人の第一印象は会って3秒で決まる ページ6

早くに目が覚めてしまったので朝ご飯を作ることに。本店というのもあってか、手作りで料理を提供するサービスもあるらしくちゃんとした厨房があった。すご。


いつ使うのかわからない材料も常備してあって、後でちゃんとここの収支確認しようと思った。


二日酔いならやっぱり味噌汁かな。某サラリーマンが『こういうのでいいんだよ、こういうので』と言いそうなラインナップを作り自室に戻る。


「失礼します」
「はーいどーぞ…、ってエェェェェ?!何この一線越えちゃった感じ!!やらかしちゃった感じ!!」


終始叫んでいるホストさん。朝からこんなに元気ならなにより。チャラさはないが、どことなく気だるそう。


「一線はこえてません。あなたが酔って倒れていたところを介抱しただけです。朝ごはんどうぞ」
「あー、そういや昨日は潰れた気するわ。悪ぃな、つい飲みすぎちまってよ…」


つい、であの量飲んでるの?本職のホストってすごい。さすが日頃から飲んでる人は違うや。


「感心してるところ悪いんだけど、俺…、ホストじゃないからね?」
「口に出てましたか…すみません、ホストさん」
「ホストじゃねーっつの、」


半ば呆れ気味で差し出された名刺には、【万事屋・坂田銀時】と書かれていた。


「万事屋…?何でも屋ですか。面白そうですね」
「お嬢ちゃんは何やってんの。未成年みたいだけど、こんなとこに介抱するって名目で男連れ込むってことは…遊び人?!」


最近の若い子は進んでんだな、とどこか遠い目をしながら呟いて。若い子って、そんな私子供じゃないんですが。


「未成年じゃありません。もう立派な大人です。ここは私の所有物。私はかぶき中のホテルの総支配人兼取締役を務めております、Aといいます」
「は?総支配人?取締役?かぶき町中のラ〇ホの?」


そうです、と返せば万事屋さんはほおをひくつかせながらかなり驚いていた。

役職があるからといって裕福とは限らない→←普段の夢と初夢の違いって意外と知らない



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設定タグ:坂田銀時 , 銀魂
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作者名:ぴ! | 作者ホームページ:https://twitter.com/pipipi__dream  
作成日時:2018年9月4日 0時

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