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久作side
冷「好き、だよ。」
冷が顔を真っ赤にして言う。…可愛過ぎでしょ。
「ふふっ…。ねぇ冷、ぼくと恋人になって?ずっと一緒に居て…?」
冷「うん。…久作とずっと一緒にいる。僕を、久作の彼女にして下さい。」
冷は真っ赤になって俯きながら言った。…天使…。否、通り名は白の堕天使だし天使には違わないけどね?そうじゃなくって…。此れ大丈夫?ぼくの理性持つ?どうしよう…心臓飛び出しそう。
「冷、有難う。」
ア「漸とくっつきましたね。」
!?アベル!!!?
ア「刀剣達を態々遠ざけて二人っきりになられたので。久作様、マスター、御目出度う御座います。式を挙げる際には是非お声掛けを。」
…全く此の弟子は。
「ぼく達未だ12歳なんだから結婚は出来ないよ。」
精神年齢は何千歳だけど。
ア「其れと、他の刀剣達にマスターが女性である事を話した方が良いと思いますよ。皆さん見事に勘違いをなさっているので。」
…マジで?
冷「確かに冬夜って男の名前だもんね。真冬だと前の世界の歌い手さんと被るからって思ったんだけど。そっかぁ…男だと思われてたのかぁ。」
ネットでも男説が有効だもんね。まぁ其れを狙ったんだろうけど。
夕餉の時にでも話すか。
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作者名:マツリ | 作成日時:2019年3月24日 23時