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久作side
加「で、アンタが主の弟子?」
「うん。名前言っても問題無いけど一応偽名にしておくね。ぼくは藤弥(ふしみ)。宜しくね。」
久作=939=9×3×9=243=ふしみ
に宛字で藤弥。因みに冬夜は
真冬の世→冬、世→冬、夜
で冬夜。
簡単でしょ?
織「所でき…藤弥は何故此処に?」
「其れは…」
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織「そういう事か…。」
「協力してくれる?」
先生は少し考えて言った。
織「あの本を読んだのか。」
本…ストレイドッグスか。
「読んだよ。だから此処に居る。」
読まなければ気付かなかった。気の所為で済ませてしまっただろう。
「青鯖と教授眼鏡にキャラがそっくりだった。黒狗と先生が戦った事は此の世界ではぼく達しか知らない筈。あの事件の真相も。…本では先生が死んだ所で話が終わっていた。他の誰かが書いたなら、青鯖がマフィアを辞めた事も知っている筈だ。」
でも一番の決め手は、あの本にぼく達が出て来なかった事。
「約束、守ってくれたんでしょう?何年も前に、ぼく達の事を書かないって言った。…だから解った。だってあの約束を知っているのはぼく達と先生だけだもの。」
…先生は、優しいから。
織「藤弥は凄いな。そんな事で気付いてしまうとは。」
当然だよ。だってあの約束は…
「先生が殺しを辞めた時の、最初の思い出だもん。忘れたり出来ない。」
先生が。不殺のマフィアに成った時の、最初の思い出。其れを承知でぼくは言う。
「先生…否、審神者名 天衣無縫。ぼく達と共に、ブラック政府を殲滅して下さい。」
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作者名:マツリ | 作成日時:2019年3月24日 23時