ずっと前から好きでした。 (ページ11)

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第11話～小悪魔～ページ11

フゥ…何とかやりきったよね！？！？

安心だわ～良かった～なんにもされなくて～

のん「ふぅ…」

そう安心したときだった。

鶴房「スカートの裾、めくれてますよ？笑」

イタズラ笑顔が私の目の前にあった。

のん「！？ってかどこ見てんの？？！/////」

鶴房「教えてあげたのに～酷いな～」

ってか！！！スカートめくれてないし！！

ん？鶴房くんって確か、私のファンだったような…珍しいな～私に会っても全然ドキドキというか、緊張してない子。

なんか、不思議な子だね

のん「クッキーちゃんと食べたの？笑」
鶴房「あっ今でも飾ってありますよ！！☆」

腐るから早く食べて欲しいな、笑

鶴房「それより、のんさん、練習生にモテモテじゃないですか、」

のん「え！？そんなことないよ！！笑
厳しく指導してるからむしろ嫌われてるかも…」

鶴房「かもですね～」

のん「！？そこは否定しようよ！！笑笑笑」
鶴房「僕、素直じゃないんで」

笑笑やっぱ不思議な子。

のん「あーそうですかー笑

さっ！Bクラスに戻ってね！
練習頑張れ！！！応援してるから！！」

鶴房「次、Aに上がるんで。見ててください！」
のん「うん！その意気だ！笑」

そうして、手を振りながら鶴房くんはBクラスに戻って行った。

のん「(*＞∀＜)笑笑」

さっきの会話を思い出す。

早くクッキー食べて欲しいのに笑
可愛いな～

景瑚「な～にニヤニヤしてんの？？」
のん「うわっ！」

え待って最悪最悪
けーごくんはやめて。私に1番近づいちゃダメな人だって！！

のん「な、なんでもないから！！」

そう言って、逃げようとした時だった。

ドンッ

景瑚「俺から逃げられると思ってる？^^

いくらトレーナーでも、俺より歳下だし。
言うこと聞いてね？？」

のん「は、はいっ！！」

こ、ごえぇぇ……！！

景瑚「もう、他の練習生と喋んないでよ。」
のん「そ、それは無理ですよ…」

ってかなんでー？？？？？
なんで景瑚くんに約束作られちゃってんの、

景瑚「じゃあ、あんまり喋らないようにして？」

くっ…そんな上目遣いで言われたら…言うこと聞くしかない、というか死ぬ……/////

結局、最後まで嫉妬していた景瑚くんでした。