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太刀川隊の完璧万能手ページ3

太刀川隊には4人目がいるそうで……？

A『ん〜どうしよっかな〜』

少女はビルから青年たちがいるところを見下ろす。

太刀川『お前の予知覆したくなった。』

A『さあて、どう戦おう。』

夜の中一人の少女の凛とした声があたりに舞った。

忍田派よりの城戸派のAは、完璧万能手。

太刀川に次ぐポイントの持ち主で、戦闘狂。

しかしこの彼女結構まともであった。

『太刀川さん、ちゃんとレポートしてください…』

『公平…しんどいけど頑張ろ…』

『唯我お願いだから近づかないで…』

『京介玉狛行っても頑張ってね〜』

彼女は旧ボーダー時代の記憶を無くした。一からまたやり直し､ここまで来た。

『……桐絵。ありがとう』

昔､どんなことがあったのか。それを知るのは小南桐絵､迅悠一ら玉狛支部の古参のみだった。

小南『私たちがヘマしたのが悪いの。だからAは…』

迅『あいつの視える未来はいつも不安定だ。何を隠しているんだろうな』

これは、ボーイッシュ系の少女の物語。

「太刀川隊の完璧万能手」