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絶望の奈落の底 ページ10

(炭治郎side)

妓夫太郎「鬼の妹より弱いのは当然だが、それにしても
みっともねぇ。兄貴だったら妹に守られる
んじゃなく守れよなぁ、この手で!」


そういった後俺の手を握りペキ、ペキ、と音を
経てながら俺の指をへし折っていく。

妓夫太郎「なぁおい、今どんな気持ちだ?1人だけ
みっともなく生き残って。頼みの綱の妹は
殆ど力を使い果たしてるぜ。なぁ、虫けら、
ボンクラ、ノロマの腑抜け、役立たず。」

妓夫太郎「なんで生まれてきたんだお前は。どうする?
弱い弱いボロボロのみっともねえ人間の姿
で俺の頸を斬ってみろ!さぁ、さぁさぁ!」


不味い、このままじゃ禰豆子が危ない。

そう思い必死に木箱を抱え走り出したが、
兄鬼に強烈な蹴りを入れられて力が入らなくなった。

妓夫太郎「土壇場で心が折れたか。本当にみっとも
ねぇが、俺は嫌いじゃねぇ。」

(炭治郎side)


妓夫太郎「俺は惨めでみっともなくて汚いものが
好きだからなあ。お前の額のその汚い傷。
いいなぁ、愛着が湧くなぁ、」

妓夫太郎「そうだ。お前も鬼になったらどうだ。
妹の為にも。そうだそうだ。それがいい。
鬼になったら助けてやるよ、仲間だからなァ、」

妓夫太郎「そうじゃなきゃあ。妹もぶち殺すぞ。
他人の妹なんざ心底どうだっていいからなぁ。」

堕姫「ちょっと!お兄ちゃん。私は嫌だからね」

妓夫太郎「悔しいんだなぁ、自分の弱さが、人は嘆く
時天を仰ぐんだぜ。涙が零れねぇように
なぁァァ!!!!」

炭治郎「俺は、、、俺は、、、準備してたんだ!!!」

頭突きをするのと同時に俺は雛鶴さんから貰った
藤の花の液を塗ったクナイを刺した。

妓夫太郎(こいつ、こいつ、弱い癖に、人間の癖に、
これだけボロボロになっておいて、これだけ
力の差を見せたのに、一人きりでなぜ
諦めない、折れない、俺を倒そうとする
意思が、なぜブレない!!)

炭治郎(斬れろ!斬れろ!勝つ!必ず勝つ!俺達は!)


堕姫「お兄ちゃん!!」

兄と妹→←・



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:風花 | 作成日時:2022年4月10日 21時

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