マイキーと蘭 ページ14
(マイキーside)
そうやって見た目だけで決めるなら排除する。
それで傷ついた事があるんだ。
もうあんな悲しい顔させたくねーからさ。
エマ「じゃーさ。A姉のどこに惚れたの？」
エマが聞いた。ナイスエマ！
蘭「ちょっと長くなるけどさ、血のハロウィン。
あん時俺、観戦しに来てたんだよね。」
蘭「マイキーお前さ、キンキン頭殴っただろ？
そん時に殴られたアイツを背に隠しながら
お前を睨んで、怒鳴って、諭した。」
蘭「ついさっきまで大事な奴が死んで泣いてたのに
お前とそいつの為に真剣に怒ってるAに
惚れたんだよ。」
蘭「あんな強くて綺麗な女見た事ねーよ。」
穏やかな顔でそうやって惚れた理由を話し出した。
こいつ、本気でAの事好きなんだな。
中身を見て惚れた。か、
こいつならAを幸せにしてくれるかな。
まだ完全には信じてないがそう淡い期待をした。
エマ「でしょ？分かってるー！ウチのA姉
は綺麗なだけじゃないんだから！」
マイキー「俺も幼なじみじゃ無かったら惚れてた」
確実に惚れてた。でもあいつは俺にとって
ある意味初恋なのかもしんねーな。
”ずっと近くで守ってやらねーと”
そうやって初めて思った俺の綺麗な姉ちゃん。
ドラケン「綺麗だもんな。わかるぞマイキー。」
ケンちんもウンウンと頷く。
蘭「大丈夫だよ。惚れた女悲しませる趣味は無ぇ」
蘭「泣かせねーからさ俺にくれねーかな、マイキー」
灰谷蘭は俺にAをくれ。と言われた
マイキー「ヤダ。」
やらねー。俺のAなんだからなっ！
エマ「エマもあげないっ！！」
ドラケン「お前らなぁ､､､､。😅」
エマ「でもさ、A姉がおさげさんの事
好きになったら仕方ないよね〜。」
エマ「A姉の弟、妹ポジは安定だから
大丈夫だよ。マイキー」
マイキー「俺がAを守ってやんの。」
なんか嫌だ。Aは俺のだもん。
ドラケン「すまねーな。マイキーが、」
ドラケン「Aさんの事大好きなんだよ」
蘭「いーよ。見てて分かる。」
そんな時に待っていた姿が現れた。
『あれ？万次郎にケンくんにエマ？』
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作者名：風花 | 作成日時：2021年11月5日 21時
