宇髄さんとこの継子は

初めての”おむらいす” ページ21

(夢主side)


なんか急に訳の分からないことを言い始めた2人。

まぁともかくあのネチネチしてる伊黒さんが←((失礼

”好きなだけ食え”と言ってるし、食べよっと。


甘露寺「Aちゃんは任務どこ行ったの？」

『南の山です。鬼の情報収集をしに、』

伊黒「成程な。何か掴めたか？」

『ううん。駄目。鬼なんて居るわけない。って
一笑されて終わっちゃったの。』

甘露寺「やっぱりそうよねぇ。」

鬼は非日常だよね。一般人からすれば､､。

本当に目の当たりにするまで信じて疑わない。

だからいとも簡単に食べられてしまうんだ。


店員「お待たせしましたー”おむらいす”です」

そんな話をしている内にオムライスが来た。


『わぁー。黄色くてふわふわ！いただきます』

わぁ。何これ。めっちゃ美味しい､､

卵とトマトソースが混ざり合って美味しい。

『んー！美味しい！』

私は夢中になってほうばった。
これを師範やひな姉達にも食べて欲しい。

今度一緒に食べに行こう。そして我が家のメニューに、

卵。トマトソース。あとは鶏肉かな？

あと枝豆､､じゃなくって”ぐりーんぴーす”

それにしてもどんだけでも食べれるなぁこれ、

伊黒「､､成程。宇髄の気持ちが分かる。」

『はひは？』(何が？)

伊黒「お前の”食べる姿が派手に好きだ”と
言っていた。」

へー。師範がそんな事を。

甘露寺「わかるわ！ひとくちひとくち美味しそうに
食べるから見てて気持ちがいいわ！」

『それを言うなら蜜璃ちゃんだって。』

伊黒「わかる。」

『だよね。』

なんか伊黒さんと意気投合したんだが。
蜜璃ちゃん絡みだとすぐに反応するよね伊黒さん。

”恋をしている”って言葉はこの2人のために
あるのかな。って思うくらいにね。

私には恋が分からない。感じたことが無い感情。

甘露寺「､､。Aちゃん？どうしたの？」

『､､。ううん。2人とも仲良しさんだなぁって』

甘露寺・伊黒「「ッッ！/////」」

あ。2人とも顔が真っ赤でおそろい。

『ふふ。2人とも顔が赤いよ。』

伊黒「うるさいな」

甘露寺「うぅ。」


なんだか幸せそうだな。2人は、


いつか私にも恋ができるかな。

恋焦がれるような男の人いるかな。



私はまだ見ぬ期待を僅かに馳せていた。

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