あなたも左利きですか？【入間銃兎】

左利きあるある ページ9

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『そうだ、左利きあるある選手権しませんか？』


銃「……貴女は本当に突拍子もなく物事を始めますよね」


『じゃあ、私から。ノートに字を書くと手が真っ黒になる』


銃「こっちの同意とか関係なしに始まりましたね…。駅の改札が通りづらい」


『あっ、それめちゃくちゃ分かります！PASMOかざす時、いつも手を交差させてますもん！』





突如始まった、左利きあるある選手権(むしろ、左利きの苦労話 のほうが合っているかもしれない)


だがこれがなかなか面白い


こんな話は左利きの人にしか分からないし、かなり共感出来るものがある





『椅子についているサイドテーブルがめちゃくちゃ使いづらい』


銃「あー、大学でよくありましたそんな事。文房具の種類が圧倒的に左利き用が少ない」


『それ1番不便ですよね！特に…』





『「ハサミが」』





銃「全然売ってませんよね、左利き用のハサミ」


『私なんか中学の時に買ったの、未だに使ってます』





他にも、スープ用のお玉が使いづらい だの


腕相撲が不利すぎる だの、様々なあるある話が飛び交った



最終的には、この世の中は左利きにとって生きづらすぎる という大袈裟な結果に収まり









ラーメンを啜りながら、俺はふと思った









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銃「クソほどどうでもいいな、この話……」

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