あなたも左利きですか？【入間銃兎】

お説教からのー？ ページ7

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少しだけ安心したのもつかの間、


そこからめちゃくちゃくどくどお説教をされた


こんな真夜中に、女が1人で、ましてやイヤフォンで音楽を聴きながら歩いているなんて


襲ってくださいとでも言うようなものだ と



恐ろしく長く感じた魔の5分間だった





銃「これからはなるべく明るい道を歩いて、常に周囲に気をつけること。
…まったく、もし私が不審者だったらどうしていたんですか」


『はい…、すみません。これからは気をつけます…』





そんな時だ




くるるるる…




この状況で、私のお腹が鳴ってしまったのは





銃「…貴女には緊張感ってものがないんですか…」


『ああああ！ごめんなさい！！生理現象だから許してくださいっ。
バイト終わってから何も食べてなくて…』





お兄さんは呆れた様子でため息をつくと、なぜか門限はあるのか と尋ねられた


特にないと答えると、





銃「では…、何か食べに行きます？怖がらせてしまったお詫びといってはなんですが」


『え！？行きます行きます！！私、ラーメン食べたいです！！』


銃「即答からのリクエストですか…。まあ、別にいいですけど」


『やったーー！決まりですね！！夜にラーメン食べに行くなんて、なんかドラマみたいでわくわくしませんか！？』


銃「ちょっ！はしゃがないでください、何時だと思ってるんですか！？
……本当、小学生みたいだな」






ただいまの時刻、午前2時15分



これから、夜の禁断の誘惑であるラーメンを



食べに行ってきます！

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