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「も、もう食えないよ…！」
「ダメだ！食えったら食え！
弱音をはくな！」
「だって…」
「みんなが貴重な食べ物をおまえにくれたのは
おまえの進化に期待しているからだ！
そうだよな！みんな！」
「あぁ…」
「食べ物あげたというよりも
取られたのよね…」
「でも、オレたちじゃ
もっと進化できないからその点に関しては
太一の言う通りだな…」
「働かざる者食うべからず…
こういう時に使うんだね…」
「んなアホな…！」
「え？なんだ？
聞こえないよ！そうなんだろ！？」
「「「そうでーす」」」
「な？だから、
オレとおまえで頑張んなきゃならないんだ！
みんなを守ってやらなくちゃ！」
太一はそう言うものの
無理に食べ物を口にするアグモンは見るからに苦し気で、瑠美はそっとアグモンの背中を撫でた。
「太一、
もうアグモンに無理させないであげて？
苦しそうよ？」
「うるせー、
今、エテモンに適うのはオレたちしかいないんだよ！アグモンが頑張んねーと！」
「太一……
…ごめんね、アグモン…」
「いいんだよ、瑠美…
ぼく、頑張るから…はむっ」
「……ごめん、止められなかったわ…
むしろさらに拍車をかけたみたいで…」
「太一…なんだか怖いよ」
「……焦りが出てるのかもしれないわ…
オレとアグモンだけがっていきこんでいるもの…」
普段は大らかで朗らかな太一だが
今はそんな雰囲気は見れず
空も心配の表情をしていた…
「(瑠美でもダメだなんて…
私に太一を止められるのかしら…)」
「腹減った…」
そんな時、丈のタグが光り、
彼は慌てて立ち上がった。
「おい！みんな！
僕のタグが！」
「何かに反応している！」
「もしかしたら
近くに紋章があるのかもないわね」
「え！？本当か！？」
太一は単眼鏡を取り出して辺りを見渡す。
そのレンズの先で何やら大きい建物を発見した。
「きっとあそこに紋章があるんだ！」
太一が発見した建物に向けて走り出した丈だが
その途中、黒いケーブルに足を取られてしまう。
なぜこんな所にと？を浮かべるも
それは気にせず先へと急いだ…
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†NANA†(プロフ) - ページ35で、「当たる人の」が「当たる人に」になっています。 (2021年2月10日 3時) (
レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ10で、「進化さえすれば」が「進化させすれば」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ4で、「瑠美も」が「瑠美ろ」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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