真夜中に ページ31
焦った様子が顔に出ていたのか、そんな私を見てマルフォイが付け加えた。
ドラコ「杖だけだ。相手には触れない」
そ、そっか。
ほっ、と安堵の息を吐く。
ロン「良いよ。僕が介添人をする。お前のは誰だい？」
ドラコ「グラッブだ。真夜中でいいな？トロフィー室にしよう。いつも鍵が開いているんでね」
マルフォイが居なくなると私とハリーはロンを見つめた。
『魔法使いの決闘って何？』
ハリー「君が僕の介添人ってどういう事？」
ロン「介添人っていうのは、君が死んだら僕が代わりに戦うという意味さ」
サラリと言ったロン。
私たち２人が青ざめたのを見てロンは慌てて付け加えた。
ロン「し、死ぬのは、本当の魔法使い同士の本格的な決闘の場合だけだよ！君とマルフォイだったらせいぜい火花をぶつけ合う程度だろ？マルフォイは君がきっと断ると思っていたんだよ」
ハリー「もし杖を振っても何も起こらなかったら？」
ロン「杖なんか捨てちゃえ。鼻にパンチを食らわせろ」
『それはちょっと可哀想だよ！』
ハリー「Aは甘すぎるんだ」
ハーマイオニー「ちょっと、失礼」
角から顔を出したのはハーマイオニーだった。
ロンが顔をしかめた。
ハーマイオニー「聞くつもりはなかったんだけど、貴方達とマルフォイの話が聞こえちゃったの…」
ロン「聞くつもりがあったんじゃないの」
ロンが呟いた。
ハーマイオニー「夜、校内をウロウロするのは絶対ダメ。もし見つかったらグリィフィンドールが何点減点されるか考えてよ。なんて自分勝手なの」
ハリー「まったく、大きなお世話だよ」
ロン「バイバイ」
ロンがとどめを刺した。
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†NANA†(プロフ) - ページ18で、「どこもいっぱいなんだ」が「どこいっぱいなんだ」になっています。 (2022年4月5日 17時) (
レス) @page18 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 話の続き書かないんですか？ (2021年8月12日 14時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 質問していいですか？ (2021年1月5日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - すごく面白いです！これからも頑張ってください！！ (2020年5月14日 3時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 氷翠さん» ありがとうございます！頑張ります！！！ (2019年10月9日 23時) (レス) id: 965a72705d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2019年9月22日 23時
