嫌な男 ページ15
ドラコ「Aは自分の箒を持ってるの？」
『ううん、持ってない』
ドラコ「クディッチはやるの？」
『ん？いや、多分やらない…かも。ちょっと良く分からなくてごめんなさい』
ドラコ「おや、クディッチも知らないのかい？」
マルフォイは少し小馬鹿にしたような言い方で言う。
まぁ、実際分かってないし、仕方ない。
ドラコ「まぁ、僕が教えてやっても良いよ」
『本当に？ありがとう！じゃあまずホグワーツの寮って……』
そう言いかけた時、マダム・マルキンが「さあ、終わりましたよ」と言ってきた。と、同時にハリーが私の方へとやって来た。
ハリー「A、行こう」
『あ！うん』
ハリー「ハグリッドが外でアイスクリーム買ってるんだ」
『本当？じゃあ行こっか』
私はマルフォイの方に振り返り、
『ありがとうマルフォイ、またホグワーツでね』
ドラコ「あぁ、うん。連れが居たんだね。ボーイフレンドかい？」
マルフォイはハリーの事を言っているのか、少し嫌味ったらしく言った。
ハリー「Aは僕の妹だ」
ドラコ「あぁ、そうかい」
ハリーは少しマルフォイを睨む。
ドラコ「早くあの召使いのところに行きなよ。待たせているんだろう？」
ハリー「ハグリッドは森の番人だ」
ドラコ「そう、それだ。言うなれば野蛮人ってやつだよ……おかしな生き物を飼育してしょっちゅう酔っ払っていて、魔法を使おうとして、自分のベッドに火をつけるらしい」
ハリー「彼って最高だと思うよ」
ドラコ「……ヘぇ」
２人がバチバチ火花を散らし始める。私は喧嘩が始まる前にハリーの服を引っ張り、店を出ようとする。
『ほら、もう行こ！じゃあねマルフォイ』
そう言って笑って手を振ると、彼は照れ臭そうに片手を上げた。
ハリーは店を出るとボソリと呟いた。
ハリー「僕、アイツ嫌いだ」
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†NANA†(プロフ) - ページ18で、「どこもいっぱいなんだ」が「どこいっぱいなんだ」になっています。 (2022年4月5日 17時) (
レス) @page18 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 話の続き書かないんですか？ (2021年8月12日 14時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 質問していいですか？ (2021年1月5日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - すごく面白いです！これからも頑張ってください！！ (2020年5月14日 3時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 氷翠さん» ありがとうございます！頑張ります！！！ (2019年10月9日 23時) (レス) id: 965a72705d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2019年9月22日 23時
