第四十七話 ラン・シーザー ページ48
「へー!君、面白い事言うね!」
ピロ・ラッキーハッピー…ハッピー君って呼ぼっと。
ハッピー君が俺のことを睨んできた。
「…面白い事?ワタシは正しい事しか言ってない。」
「その正しい事さ、言い方をもーちょっと変えてほしいよねー?
何人か、ハッピー君のその言い方に怒ってるよ?」
そう言いながら俺は、ハッピー君の近くによった。
ちっちゃい子は、ただ見ているだけだった。
「確かに、内容は聞いてないし、聞かなかった僕らも悪いよ?でも、あっちにも事情あるでしょ?
本当に、後何人かを集めないと説明ができないとか。
ハッピー君、君はこう言ったよね?
《主催者は。このような人の集め方なら、せめて2人必要だろう。人を集める役または案内役、あなたがやっている事だ。それと説明役。》
もしかしたら、説明役の人はいるけど、今、ここにはいないとかね?
ほらね、想像しなきゃ!
あとさ、君、何となく人の事を馬鹿にしてるけど、俺らだってね、ここに落とされてただゴロゴロしてただけじゃないよ?
自己紹介だってしてるし、この部屋以外へ探索している人だっている。」
そして、俺は一呼吸置いてからこう言った。
「ハッピー君?君には想像力が欠けとるぞ?」
ハッピー君の顔ギリギリまで近づいてそう言った。
「なーんちゃって!」
俺はそう言い、サラの所に戻ろうとした。
「…言いたいことはそれだけか?」
俺は、顔だけ振り向かせた。
「うん!ハッピー君が言ったんじゃん?確かーこんな感じだったよね?
《……で、言う事はないのかね》
ってね!」
俺は、笑顔になった。
「そっくりそのまま返すよ。」
ハッピー君は気づいたかな?
「ハッピー君も。」
クスクス。
「俺に何か言いたそうじゃん。」
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夕暮れの紅猫(プロフ) - 浅葱_なずさん» 一応、続きがありますよ! (2017年9月5日 1時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱_なず(プロフ) - 凍結でつか(*゚▽゚) (2017年9月4日 22時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮れの紅猫(プロフ) - 欺瞞と悪戯の神・ロキさん» ありがとう! (2017年7月22日 17時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 遅くなりました!直したよ! (2017年7月22日 16時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 夕暮れの紅猫さん» わかった!何とかしてそれにする!僕の事はためでいいよ! (2017年7月21日 22時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ステラどるちぇ x他14人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年5月28日 20時