検索窓
今日:7 hit、昨日:13 hit、合計:66,627 hit

25・謎めいた乗客 ページ24

そしてスキーに行く日。俺のスキーウェアとボードは少年探偵団たちの分と一緒に先にスキー場へ送った。だから俺たちは、ほぼ手ぶらでバス移動。


バスに乗る前にはじめましての少年探偵団が自己紹介をしてくれた。



「俺!小嶋元太!」


「吉田歩美!」


「円谷光彦です!」


「「「俺/私/僕達!少年探偵団です!!」」」


「おー!君たちがか!コナンと哀ちゃんと仲良くしてくれてありがとな!俺は来栖零哉だよ!よろしく!」


元気な自己紹介にそう返して、3人の頭を撫でてやると照れくさそうな年相応の笑顔が帰ってくる。

ちびっ子はこうじゃないとね。


ちょうどバス停にバスが到着したのでみんなで乗り込む。俺は新一と志保姉の後ろの席に座った。

ちなみに彼らの引率は俺と博士の2人…なんだけど……



「ひっくしょん!はぁっくしょん!」


「おいおい博士…そんなんでスキー行って大丈夫なのかよ?」


「まぁ、自業自得ね。風邪引くからよしなさいって言ったのに…夜遅くまでスキーのハウツービデオでイメトレしてたんだから。」



博士は子供たちに教えてあげたかったらしい。優しいなぁ。でもそれで体壊してちゃダメだよ。もう若くないんだから、体は大事にしないと!



「仕方ないじゃろ?ワシは子供たちの引率者!大人の儂が手本を見せてやらにゃ…」


「でも向こうに着いたら大人しくロッジで寝てるんだよ?」


「カゼは引き始めが肝心って言いますし…」


「調子に乗って外に出るんじゃねーぞ!」


「あ、あぁ…」



子供たちがすっごくしっかりしてる!今どきの小学1年生って大人だね。昔の新一の方が子供らしかったような気がするよ。

まぁ、そんな環境だから、新一も志保姉もコナンと哀ちゃんとして馴染めてるんだろうけど。

博士も、子供たちがあんまりしっかりしてるからタジタジだね。



「まぁ、スキーなら俺も教えれるから。着いてからの引率は俺に任せてよ!博士!」


「すまんのぉ、零哉君。」


「いいよいいよ!博士はちゃんと休んでなね?」



多分志保姉は、こうなることを見越して俺を呼んだんだろうなぁ。流石だね。てか、分かってたらボードじゃなくてスキーの道具送ったのに。まぁ、向こうでレンタルするからいいけどさ。


そんな話をしているうちに、次のバス停でまた人が乗り込んでくる。その中に黒ずくめの男が居たからって過剰反応を見せる新一に対してクールに否定する志保姉。

新一も服装だけで判断すんなよな。

26→←24



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
142人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 男主 , 幼馴染   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 救済する方に一票お願いします (2020年6月20日 21時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶 - 救済する方がいいです! (2020年6月20日 19時) (レス) id: 36101ccc47 (このIDを非表示/違反報告)
月影 晃(プロフ) - ゆいきさん» コメントありがとうございます!投稿ゆっくりになりますが、救済ルートで書いていきたいと思います!気長にお待ちください! (2020年6月20日 18時) (レス) id: 0889d36c4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいき(プロフ) - 警察学校組全員救済 (2020年6月20日 18時) (レス) id: e371e3bfbd (このIDを非表示/違反報告)
月影 晃(プロフ) - といしさん» 絵心ないのでメーカーで使ってます (2020年5月17日 10時) (レス) id: 0889d36c4a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月影 晃 | 作成日時:2020年3月23日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。