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乾杯 ページ3

そして皆で豪華客船に乗り込んだの。


1回、赤い仮面の時に乗った事はあるけど、あの時は動いてなかったから、すごく楽しみ。


「立花、ここにあるものは好きに食べていいからな」


ここにあるものって……


ほとんど高級料理じゃん!


夢みたいな誕生日パーティだけど、ちょっとすごすぎない?


「マジか、砂原!ここにあるものなんでも食べていいのかよ!すげぇ!」


しかも私より 若武の方が興味津々。


「ああ。ま、お前らを喜ばそうと思って用意させた訳じゃないがな。残すのも もったいねぇし」


「やりぃ!」



「立花、こっち来てみろよ」


砂原に呼ばれて ついて行くと、エレベーターで下に降りたんだ。


「ここ、全身ガラス張りのとこがあるんだ。海の中にいるみたいで楽しいぜ?」


「わ、すごーい!」


一室が強化ガラスの壁や床になってて、魚とかが見れるの!


「夢みたい……」


そう呟くと砂原はニッとして私を見た。


「だろ!?」


うん!



「2人とも、若武が乾杯しようだって」


小塚君が呼びに来てくれて、またエレベーターに乗ったんだ。



「それにしても さっきの部屋凄かったね、アーヤ」


「うん。いい眺めだし、綺麗だし。でもちょっと怖いかも?」


「確かに」



2人で笑いながら戻ると、もう皆が乾杯の準備をしていた。



「遅いぞ、早くしろ!乾杯せんと飯が食えん」



若武、待っておくなんて 意外と律儀なんだね……


「では、乾杯!!」



若武の音頭 と共に食事が始まった。



「わっ、これ美味しい!」


「ん?ああ、それはフォアグラのポアレ。俺もそれ好きなんだ」


フォ、フォアグラ……


初めて食べる味に 感動しながら食事を終えたの。

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凛咲(プロフ) - Lavandeさん» いえいえ!こちらこそありがとうございました。 (2016年11月3日 23時) (レス) id: 68e39de80c (このIDを非表示/違反報告)
Lavande(プロフ) - 凛咲さん» コメントありがとうございます(^^)楽しんでいただけて良かったです。 (2016年11月3日 16時) (レス) id: 7c7c2e86ef (このIDを非表示/違反報告)
凛咲(プロフ) - 楽しく読ませていただきました!! (2016年11月3日 16時) (レス) id: 68e39de80c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lavande x他1人 | 作成日時:2016年11月3日 14時

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