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回想 ページ2

ことの発端は昨日。


かかってきた電話に出ると、砂原だったの。


「あ、立花?俺さ、今日本にいるんだ。そんでお前、明日 誕生日だろ?特に何も持ってこなくていいから、明日の朝8時までに 出かける準備しといてよ」



この時はまだ、どこに連れて行ってくれるんだろ、程度だった。



誕生日と言っても、家族ではケーキを買ってくれるだけで 何処かに出掛けたりしないから。


調度 秀明は休講で、学校は祝日だから休み。



それで、ちゃんと6時半には起きて 支度をしたんだ。


家のチャイムがなったから出て、また少し背が高くなって大人っぽくなった砂原に見惚れながら歩く、までも普通だった。



それで連れて行ってくれた場所が、海だったの。


でもこの時も『わぁ、海だ』って思っただけだった。


でも砂原がズンズン歩くから私も海沿いを通って追いかけてると、豪華客船の前に着いた……


そして、何故か皆がいたんだ……


「おい!なんでお前らがここにいるんだよ!?」


皆がいることは、砂原も知らなかったみたい。


「ふっ、あめぇんだよ、砂原!お前が日本に帰ってきてるという事は、我々 kzがリサーチしてる!そしてこの時期だということは、アーヤの誕生日を狙ってだということもな!」



「…………それ、全部 黒木先生のお陰でわかった事だし」


「なんでお前が得意そうに言ってるんだよ……」



「だいたい若武、アーヤの誕生日すら知らなかったじゃん」


「な、それとこれとは話が別なんだよ!」



「んで?砂原、なんでここな訳?」


「ん?立花に豪華客船貸切パーティという楽しさを分かってもらおうと思ってさ」



………………え、えぇーー!?

乾杯→←11月3日



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凛咲(プロフ) - Lavandeさん» いえいえ!こちらこそありがとうございました。 (2016年11月3日 23時) (レス) id: 68e39de80c (このIDを非表示/違反報告)
Lavande(プロフ) - 凛咲さん» コメントありがとうございます(^^)楽しんでいただけて良かったです。 (2016年11月3日 16時) (レス) id: 7c7c2e86ef (このIDを非表示/違反報告)
凛咲(プロフ) - 楽しく読ませていただきました!! (2016年11月3日 16時) (レス) id: 68e39de80c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lavande x他1人 | 作成日時:2016年11月3日 14時

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