依存と裏。【デスノート】

十三話＊ ページ14

「どうしよ……。」




このままじゃ家に帰れない。




かといって野宿も嫌だ。




……、そうだ。




私は連絡先から電話をかけた。




「…月？」




月「A？どうしたんだ？」




「今日だけ、泊まってもいい？

お願い…！」




月「？分かったよ。

いつでも来ていいから。」




「ありがと！月大好き！」




月「…俺も。」




そこで電話は切れた。




、月の俺も、に感情がこもっていなかったのは気のせい？




「モーヌ、今日は月の家に泊まるから行くよ。」




モ「夜神月の家か！

リュークに会えるぜ！！」




「はいはい…。」




モーヌから荷物を奪うと、私達は月の家に向かった。




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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ




チャイムを押すと、しばらくしてから月が出てきた。




月「…入って。」




「わっ、」




私の手を強く引っ張ってから、ドアに鍵をかける。




「？どうしたの…？」




月「…誰かにつけられてる。」




「…！」




月「帽子を被っていてよく分からなかったけど、Aを追ってたみたいだった。」




…絶対Lの仲間だろうなぁ………。




外にも出にくくなったし…。




月「とりあえず、部屋に行こうか。」




「あ、うん！」




モ「久しぶりにリュークに会えるぜ！」




階段を上がって、月の部屋に入る。




勿論リュークもいた。




モ「お！リューク！」




リュ「モーヌかよ！林檎はねぇのか？」




モ「あるわけねぇだろ！！」




「はは、林檎ならここにあるよ。」




リュ「さっすがA〜！

モーヌや月と違って気が利く〜！」




月「おいリューク、どういう意味だ。」




「まあまあ。」




月といると安心するな…。




ずっとここにいたいくらいに。




月「ところでA…。

話があるんだ。」




「え、何？」




急に真剣な顔つきになった月。




月「………死神の目についてだ。」




…え？

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