6．予兆 ページ6
次の日
次プレゼン準備で集まる日も決めずに逃げたことを後悔した。
なにやってんだ…
プレゼン苦手だしちゃんと準備しないとなのに…
旭くんいないかな…
美波｢今日帰りに法学部の方行ってみれば？｣
そっか…でも会えるかわかんないし、法学部って言ってもどこだし…
まあ、ものは試しに行ってみるか。
一目会いたいし……
って…何考えてるの私…
〜4限終了後〜
法学部の教室がある棟に向かう。
いてくれ…
法学部であろう学生たちが教室を出入りしている。
これじゃ見つからないかな…
その時、後ろから声をかけらた。
｢おい｣
えっ
振り返るとそこには
那｢こんな所でなにしてんだ｣
会いたかった旭くんがいた。
『旭くん！良かった！会えた！』
私があまりにも勢いがあったのか、旭くんは目を丸くしている。
那｢俺に用か？
つーか、昨日急に帰るから、次の集まる日決められなかったじゃねぇか｣
『その件につきましてはほんとごめんなさい…
連絡先も知らなかったし、次いつ集まるか決めたくて会いに来た』
那｢確かに連絡先聞いてなかったな。
ほら。｣
こうして無事連絡先を教えてもらった。
那｢この後バンドのリハだから急いでるんだ。
悪ぃな。今夜連絡する。｣
旭くんはささっと行ってしまった。
まぁいいか、忙しそうだったし。
今夜連絡する、かぁ…
何故だろう、胸の高鳴りを感じた。
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作成日時：2020年5月25日 23時
