Desteny Changer (ページ15)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:7,649 hit

♯14 何かが違うお話。ページ15

ふと違和感を覚えることが生きている中でたくさんある。

「なぁチトセ」
「なんだイ、ハルト君」
「俺らってさ・・・・・・・・・・・・・・・・・・本当にパートナー・・・・だっけ？」
「へッ！！！！？何言ってるんだイ！！！！！！？まさか私が嫌すぎてそんなこと言い出すのかナ！！！！！！？」
「だあああああ、そうじゃねぇけど。そうじゃねえぇけど・・・・」

「なんか、おかしいんだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レイラ」

＊

「何いってるノ、ハルト君。レイラちゃんなら樹君と今頃お仕事・・・」
「そうじゃないんだよ・・・なんか、俺、違う気がするんだよ。俺はお前と組んでいなかった気がする。お前も、なんか変だと思わねぇのかよ・・・・？」
「確かに、言われてみればそうかもネ。わかった。このままじゃお仕事があっても支障が出ちゃうかもしれないから、ここは私に任せて。ハルト君は気にしないでいつものように暮らして。私がすべて調べてくるから」

＊

「・・・・どういうことよ、晴」
「どうもこうもねぇよ、お前のパートナーはたっつ先輩ってことにしといた。大丈夫だろ、俺の能力は絶対に人にばれない」
「アンタねぇ・・・・・」
「はいはーい、お説教はいいんだよレイラちゃああん？お前は黙ってみてろって。・・・・・・・・・・・壊されたい気？」
「ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・！！！！！！！」
「これはみんなを救うためなんだよ？何回言わせれば気が済むんだよレイラ」

＊

「・・・んて、・・・・運命なんて」

＊

「番狂わせは、もう茶番といっても構わない。それもまた運命のようじゃ」

＊

「助けて助けて誰か・・・だれかぁあぁぁぁあああ」

クリーム色の髪の少女はただ、ただ泣き叫ぶしかないのだった。

＊

「兄さ・・・・・姉さ・・・・・ッッ」
「樹、お前はまだこっちくんな！」

＊

「お母さああぁぁぁぁああぁぁぁぁんお父さああああああああぁぁぁん」

＊

「ちげえだろ、だから俺らが・・・だから俺らがいるんじゃねぇのかよ・・・ｸｿｫｫｫｫｵｫｫ!!!!!!!!!!!!!!!!」

少年もまた、泣き叫ぶしかないのだった。