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あれから何度か訪れた菊地原宅
彼の部屋の匂いや雰囲気を覚え
ここに来た時 いつも落ち着いた
「オレンジジュース？それ」
ラウンジで購入したジュースの
ストローをチューチュー吸うA
『うん、いる？』
渡されたカップを受け取り
ストローに口をつける菊地原
「まあ 悪くないかな」
『私はオレンジジュースならなんでも好き。』
「じゃあ今度買っとくよ」
『士郎のそういうとこ好き』
「………」
穏やかな時間が流れる。
コタツに足を入れてテレビを見るAは
ご機嫌で可愛らしい。
数週間前までなら絶対に思わなかっただろう
「……」
菊地原はコタツから出て立ち上がり
Aの後ろに移動し、抱きしめた
『ん〜……？』
長い髪を指で優しく避けて、耳にかける彼。
____カプッ
『んんっ……っ士郎？』
この体勢は初めてではないけれど
耳を甘噛みされたのは初めて。
「くすぐったいの？A」
そんな質問ですら甘く、熱く聞こえる
「………なんでこんなに好きになったのかな」
わからない、それでも_____
『士郎………？』
「一回しか言わないからよく聞いて」
ドキリと胸が高鳴る
「…………僕と付き合ってA」
耳はジンジンと熱くなるばかりで。
『………………うん………っ』
まわされた手をキュッと握る
ドクドクと、交わる鼓動______……
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オボエル(プロフ) - 駄作しか作れない駄作者さん» あ・ざ・ス (2019年5月20日 19時) (
レス) id: eb99abfc82 (このIDを非表示/違反報告)
駄作しか作れない駄作者 - 最・高 (2019年1月18日 20時) (レス) id: 8e02e0511a (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - 闇夜叉さん» ありがとうございます！ (2017年4月17日 16時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜叉 - 最高過ぎてヤバイです。 (2017年4月9日 17時) (レス) id: 32dfbb9933 (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - 魅乃漓さん» ありがとうございます！ (2017年2月9日 3時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風間さん
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/442/kazahime0128/
作成日時：2015年12月4日 8時
