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「そういう態度がウゼェって言ってんだよォ!!!」
ヒュンッ!!と、飛んできたのは刃物。
あらかじめ用意していたのか?
犯罪者予備軍だな。そう思いつつ
軽く避けた。
「クソが…………っ」
『(ボーダー辞めたてってとこかな。フツーの人間にしてはいい動き)』
人気のない道には、女子高生と男の集団
「お前らコイツ殺んぞ。」
『犯罪者になりたいの?』
慶か馬鹿リーゼントがいれば
こんなことにはならなかったのに。
全くもって面倒くさい……
「お前がおとなしく言うこと聞いて着いてくるならなんもしねえさ」
馬鹿みたいに、欲望に飢えた目が向けられる
『………いいよ』
相手は刃物をもっている。
ここで全員叩いても仕方がないし
なにより問題になりかねない。
______
________着いたのは物静かな倉庫
そう。この時からAの頭は
フル回転していたのだ
「ネイバーにうっかり殺されたって言っといてやるよ」
倉庫の入り口を過ぎた頃、頭上から
降り注ぐ鉄パイプ。
ザッ……______カランカラン!!!
しかしサイドエフェクトを故意に
使用しているAには視えている。
『………』
______カラン……
全てを避け、涼しげな顔で 次は?と訴える
「ッラァアア!!!」
全員が鉄パイプを手にして飛びかかってくる。
馬鹿らしい、と思いつつ避ける
「お前の兄貴を殺してやる」
できるものならどうぞとしか思えない挑発。
「三門市××町…………」
しかしその男がはなったセリフは
我が家の住所だった。なぜ知っている?
「燃やされたくなかったら大人しくしろ!」
一瞬止まったAに一斉に
襲いかかる男達。
『………っ』
一気に手刀を男らの首へ落とし気絶させる
ガンガンと、頭が痛い。
そうして倉庫を出た。
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オボエル(プロフ) - 駄作しか作れない駄作者さん» あ・ざ・ス (2019年5月20日 19時) (レス) id: eb99abfc82 (このIDを非表示/違反報告)
駄作しか作れない駄作者 - 最・高 (2019年1月18日 20時) (レス) id: 8e02e0511a (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - 闇夜叉さん» ありがとうございます! (2017年4月17日 16時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜叉 - 最高過ぎてヤバイです。 (2017年4月9日 17時) (レス) id: 32dfbb9933 (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - 魅乃漓さん» ありがとうございます! (2017年2月9日 3時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風間さん | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/442/kazahime0128/
作成日時:2015年12月4日 8時