声優界のお人形は紀章さんの所有物2

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「弱るって言い方に悪意がある」









祥太郎「本当のことですよAさん」









「祥ちゃん酷くない？」









大輔「祥ちゃんって呼んでんの？」









「紀章さんがそう呼んでるから」









祥太郎「初めてあった時のAまじで可愛かったのよ！ いや、今も可愛いけどね


紀章ちゃんの後ろに隠れながら俺のこと見ててさ、挨拶しなって言われて雪城Aですって恥ずかしそうに言ってたの覚えてるよ」









祥ちゃんと初めて会った時はめっちゃ人見知りだったから









本当に紀章さんの後ろに隠れてた









紀章さんが一緒に挨拶行ってあげるって言ってくれたんだよね









まだその時は事務所の先輩と後輩って関係









「もう忘れてください」









祥太郎「絶対忘れないね



もうおじさん達は何か美味しいもん食べさせないとって必死だったよ」









大輔「あ〜懐かしい！！ あった！」









洋貴「だいたいAちゃんが現場にいると、この後空いてるかって誰かしらに聞かれてたもんね」









「みなさん私の食生活気にしすぎなんですよ」









前からずっとそう









収録終わりは誰かしらにご飯連れてってもらってた









花ちゃんとかとも行ったな









男女問わず奢ってもらいました









大輔「風邪引いてるとこごめんね」









「いえいえ全然大丈夫です」









祥太郎「ちゃんと食べて寝るんだよ」









「はい」









洋貴「おやすみ」









「おやすみなさい」









電話を切ってココアを飲む









先輩の言うこと聞くか









ゼリー食べて寝よ

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