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第四話 ページ5

期末テスト一日目

「有里ーそんなに必死にならなくても大丈夫だよー」
「Aは勉強してきてると思うけど私は全然してないの!」
「またまたーちゃんと補習受けてるでしょー」

有里はいっつもその前になってから焦るよなーw
私も勉強しなきゃ

って
「何この人、あれここって私の席じゃ」

「こいつ、悠希。俺の隣の席のやつ」
「え、ここ僕の席じゃないの!?」

「この席私の席です、テスト勉強したいのでよけてくださいますか」
「えええ今日テストなの!?僕知らされてないよ!?」

「はいはいとりあえずそこはAの席だから」
「ごめんねAちゃん!僕今日初めてきてさー」
「いえいえとんでもないです。え?今日初めて来た!?」

「うん今日が初登校なんだー♪」

「え、もう入学式から2か月くらいになりますけど」

ガラッ
「はーい席つけ」

「今日は期末テストだぞーみんな勉強してきたかー」

「やってるわけでしょw」





「有里お疲れちゃんー」
「A〜お疲れ様もち解答欄に空欄はないよね〜」
「んー社会とかは空欄あるかな今回歴史地理多かったし」

「そかそかーうちは補習やらされたかいあって空欄少なめかなー」

「へーAちゃん勉強できんだー」
「なんだっけ名前、んー悠希くんだっけ?」
「そうだよ!悠希だよー!よく覚えてらっしゃった!」


「一度聴いたら忘れないからー」


「A−今日補習もないしどっかで勉強してから帰ろー!」
「有里、絶対勉強しないでしょw」
「あ、バレたww」
「でも、いいよ、私有里専用ノート作ってきた」
「え、ホント?超嬉しい」
「どういたましてw」



期末テストも終わればあっという間に夏休み

悠希が抱えてた秘密に気が付くまでが近くなる


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作者名:ミドリガメ. | 作成日時:2015年5月6日 19時

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