優しい貴方に恋をしました【西山宏太朗】 (ページ20)

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貴方side

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面接を終え今日は友人と買い物に来た。もちろん恋愛相談も含めて。

「A〜！こっちこっち！！」

「A、面接お疲れさま！どこから行こっか！」

こちらは面倒見の良いユカ、大学時代からの友人。

上京を機にまた再会した。

『うん！しかしユカはいつみても美人だね〜！そしておしゃれ！』

いつも綺麗で姉御肌のユカ。そして私の唯一の理解者。

「え！？すごい褒めるじゃん！Aだって可愛いよ！てかなんかあったでしょ！この前と違う！！」

近況を話していなくてもユカにはお見通しなのだ。

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おしゃれな駅近のカフェに入る。

『〜〜〜とありまして、。今はまだ誘えてないの。』

細かな内容を一通り話した。

「え！絶対脈アリだよ！！なんで早く次のデート誘わないのさ〜！！」

とユカはアイスティーを片手にプリプリ怒っている。

「てか私が自信持って言うけど！Aは恋愛経験なくても超カワイイんだからもっと積極的になりなさいよ！
あんまりうかうかしてると他の人に取られちゃうんだからね！」

取られちゃう？……そんなのやだ。だってせっかく気になる人ができたんだもん。

『ユカ、ありがとう！今日電話でご飯に誘ってみる！』

「よしその調子だ！頑張ってね〜！！！」

こうしてこの日は解散した。

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　 ”今度時間があったらまたご飯行きませんか？西山さんにまた会いたいです。”

と送った。