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西山side
僕が頻繁に通う喫茶店にはとても美味しいレモンティーがある。
今日はそれを飲みに来た。
久しぶりの休日、ゆっくり読書をしようと思い本を片手に店内に入った。
店内に入るといつものマスターが居た。
お気に入りのカウンター席に着くと、可愛らしい声で注文を訪ねてきた。
見上げると、くっきりとした顔立ちの小柄な女性が立っていた。
『ごっご注文はお決まりでしょうか！？』
慣れていない様子でポケットからメモとペンを慌てて取り出した。
「……じゃあアイスレモンティーでお願いします。」
『かしこまりました！！』
パタパタと急いでマスターに注文を伝えにいった、彼女の後ろ姿がなんだか可笑しくて愛おしかった。
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作者名：uni | 作成日時：2022年7月29日 11時
