君の反応、まだまだ見せちゃって！

〃 ページ39

波羅夷空却

「拙僧の女に手ェ出したんだ。……逃げんなよ？」

不敵な笑みすら浮かべない彼。今までに無いほどの素早さで敵を倒したあとは強く貴女を抱きしめます。

「他人庇って怪我してたら世話ねぇだろうが」

ぶっきらぼうに言い放った彼の声は、少し震えていたのでした。


四十物十四

「理兎ちゃん!!!」

なんで、と目を見開く彼。よろめく貴女を慌てて支えた後、震えながらも敵を倒してくれます。全てが終わった頃には既にボロボロと涙を零していました。

「ごめんなさいっ…、自分のせいで……！」

大丈夫だよ、と微笑む貴女の横で延々と泣き続ける彼の姿にはどちらが怪我をしているのか分からなくなります。


天国獄

「お人好しも大概にしろっていつも言ってんだろ」

手当しながらお説教をする彼。しかし、貴女が「獄さんが傷付くくらいなら私が傷ついた方がマシだ」と言えば貴女の頭を優しく撫でます。

「俺も同じ気持ちだ。……無茶はするな」

お前俺の寿命どんだけ縮めれば気が済むんだよと怒られましたとさ。


白膠木簓

「帰ったらお説教やで？……で、アンタらは帰れると思わん方がええで」

もう、みたいな感じで貴女に微笑んだ後、敵に対しては背筋が凍るほどの目付きを送る彼。敵はもはや遺書を書いた方が良い。

「はぁ〜……ホンマに心臓止まるかと思ったわ……」

貴女をぎゅうぎゅう抱きしめて離さない彼はそのうち「なんかあるかもしれへんから一緒にねた方がええんちゃう？」とかこれを口実に色々言い出します。



躑躅森盧笙

「庇って貰っといてアレやけど……もっと自分のこと、大切にし」

せやないと理兎の体のことが心配や、と貴女の頭を撫でる彼。その日から２、３日は1日3回ほど「痛むところはないか？」などと質問してきます。

「心配しすぎ……？いや、そんなことないやろ」

無自覚過保護。彼の庇護対象になってしまったからには甘やかされまくりましょう。


天谷奴零

「いや〜、俺も鈍ったモンだねぇ」

……お前らをぶっ飛ばす程度にはまだまだやれるけどな、の言葉を皮切りに敵を次々にぶっ飛ばした彼。ひょい、と軽く貴女を姫抱きにして連れて帰ります。

「怪我したんだろ？大人しく連れて帰られとけって」

なんだかんだめちゃくちゃ心配性。

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