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貴方side
『松陽！これ何て読む！？』
バタバタと廊下を走りながら松陽を呼ぶ。
松陽「A、廊下は走ってはいけませんよ。これは…クジラですね」
『クジラ…かっこいい…』
クジラってこう書くのかァ…
魚に京…簡単だ。
まじまじとクジラの字を見つめていると、松陽がふわりと柔らかく微笑んだ。
松陽「最近は読み書きに関心があるようですね」
『まァ、知らないことを知れるのは嬉しいし』
それはいい事です、と言われ頭を撫でられる。
…むず痒い感じがする。なんでだ。
.
松陽「……A、」
机でクジラの文字を書いていると、後ろから松陽に呼ばれた。
手を止めて振り返る。
『なに？』
松陽の顔は真剣で、なんだかちょっと緊張する。
松陽「1つ、私は貴方に隠していることがあります」
『隠してること…？』
松陽「はい」
突然の告白に戸惑う。
隠してること？
今まで何か教えてくれなかったことって、何かあるっけ。
松陽「私は、アルタナの力を得ているのです」
胸がざわついた。
ドキドキしたとか、そんなんじゃなくて。痛いところを突かれたような感じだった。
松陽「今まで隠していて、本当にすみませんでした」
目線が下を向いている。
謝った意味がわからず、少し悩んでしまう。
………………でも、
『そんなの、最初から知ってたよ』
私の言葉を聞くと、松陽は物凄い勢いでこっちに顔を向けた。
おうおう、どうしたどうした。
松陽「………何故、ですか」
何故………
…何故だろう。
『……匂い、とか。音とか。なんかわかんないけど、そんな感じがした』
私、結構五感優れてるから。と続けると、心外だというような、驚いているような顔をされた。
松陽「………そうですか、わかってたんですね…」
『うん。私もアルタナだし』
松陽「！？ ……貴方には驚かされてばかりだ」
松陽はまた微笑み、私の目を捉えて離さない。
『……いろいろ似てるね、私たち』
松陽「…そうですね」
嫌じゃないから、いいんだけどさ。
.
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ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
